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アメリカ留学の魅力

日本学生支援機構実施の「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」によると海外にいる日本人留学生はおよそ107,346人で、主な留学先は以下の国々となっています(2019年度)。

人数
アメリカ 18,138
オーストラリア 9,594
カナダ 9,324
韓国 7,235
イギリス 6,718
中国 6,184
タイ 5,032
台湾 4,894
フィリピン 4,575
マレーシア 3,461

2位のオーストラリアに約2倍の差をつけて1位を獲得しているアメリカ留学。人気の秘密は何なのでしょうか?

まず、アメリカで用いられている言葉が「英語」であるという点も人気のひとつでしょう。母国語が英語という人は現在5億3,000万人で、中国語を母国語とする人よりも遥かに少ないのですが、中国語が主に中国だけで使われるのに対し、英語は国際共通語として世界中で使われており、母国語ではなくても英語を使用している人は膨大な数にのぼります。

英語が使えるということはまさしく世界が広がることを意味すると言えるでしょう。上に挙げられた国々の内、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フィリピンは英語圏です(カナダはフランス語、フィリピンはタガログ語も公用語)。

そんな中でもなぜアメリカ留学の人気が断トツに高いのでしょうか。様々な理由が考えられますが、まずアメリカの教育が進んでいるという点も挙げられると思います。以下は世界の大学ランキング(2024年版)です。

順位 大学
1 オックスフォード大学
2 スタンフォード大学
3 マサチューセッツ工科大学
4 ハーバード大学
5 ケンブリッジ大学
6 プリンストン大学
7 カリフォルニア工科大学
8 インペリアルカレッジ・ロンドン
9 カリフォルニア大学バークレー校
10 イェール大学

この TOP 10 の中になんとアメリカの大学が7校入っているのです。ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、インペリアルカレッジ・ロンドン以外の全てがアメリカの大学ということになります。ちなみに日本のトップは東京大学の29位です。

優秀な大学が多いということは、世界中から優秀な頭脳が集まります。アメリカが様々な分野で世界をリードしている要因のひとつに高度に発達した高等教育があると言えましょう。そして、多くの人たちが他の国ではなくアメリカへの留学を選択する理由もここにあります。

アメリカの教育における特徴は「自主性」と「実学」です。学生は常に自主性を求められ、大学の中では実際の生活に役立てられる実践性に富んだ教育が施されます。

昨今、「ゆとり教育」が批判されている日本ですが、それでもまだ日本の教育は知識詰め込み式の部分が残っています。例えば英語にしても、たくさんの単語を暗記することに懸命になるのが日本式、覚えた単語を実際に使ってみることを奨励するのがアメリカ式…、というと言い過ぎでしょうか。しかし当たらずも遠からずな部分があるように思います。 アメリカのこういった教育方針も日本人がアメリカを目指す理由のひとつかも知れません。【続きを読む

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