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米国オハイオ州ケントにあるケント州立大学で院生活を送る現役留学生のとしえさんが不定期日記を書いていただいています。留学生のキャンパスライフやプライベートってどんなものなんだろう? という疑問のある方はこのサイトを頻繁に覗いてみて下さい。とっても楽しい文章です。
2001年5月〜2002年4月までの日記 ■プレゼンテーション、「May 4th」事件、卒業式、アーミッシュ、お別れ・・・、5月分の日記はこちら! ■引越し完了、花札、餃子の皮を求めて・・・、6月分の日記はこちら! ■アメリカのテレビ番組、4連休、IDは必需品・・・、7月分の日記はこちら! ■初めての大リーグ観戦、アメリカ的事務処理、韓国からの新入生・・・、8月分の日記はこちら! ■コンタクトレンズ購入・・・、10月分の日記はこちら! ■プレゼンテーションの準備でひと騒動、ばたばた生活の合間に・・・、11月分の日記はこちら! ■一時帰国直前・・・、12月分の日記はこちら! ■幸せな出来事・・・、2003年1月分の日記はこちら! ■ガソリン代、国が違えば商品も、多種・多様とは・・・、2003年2月分の日記はこちら! ※感想・質問・励まし等、としえさんへの もお待ちしています。
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| #70. (2003年3月30日) ●韓国料理を満喫 |
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庭のチューリップやスイセンの葉っぱが伸びてきて、「とうとう春がやってきた!」 と思ったのもつかの間、本日また雪を観測いたしました。積もりはしませんでした が、冬のように寒かったです。 さて、先週の金曜日に韓国人の友達のアパートに、BFと二人で夕飯に招待されまし た。もちろん韓国料理のオンパレードです。私はこの日をとても楽しみにしてたんで す。私はキムチやそのほかの韓国料理が大好きで、今韓国語を習っていることも手 伝って、韓国にちょっと興味を持ち始めてます。しかも、久しぶりに韓国の家庭料理 を食べられる、と言うことで、すごく楽しみだったのです。 彼女のアパートには6時ごろに到着するように行きました。ところがこのアパート、 玄関の鍵がないと入れないのです。入口に公衆電話はありましたが、インターホーン らしきものは無く、しかも彼女の電話番号を覚えてなかった私は、途方にくれたので した(このアパートへきた人は、いちいちここでお金を払って、電話をするのでしょ うか?)。ところが、そこへアパートの住民らしき男性がやって来てドアを開けてく れたので、途方にくれたのはちょっとの間でした。彼女の部屋へ行き、どこに車を停 めればいいのかと、ドアに鍵がかかってるよぉ〜といいました。彼女に鍵を借りて、 車を停め、アパートの建物に入ろうとしたら、今度は中に立っていた別の男性がドア を開けてくれたので、鍵は必要ありませんでした。後で、友達が言ってたのですが、 表のドアが閉まっているのはセキュリティーのためだろうけど、ここに住んでる人皆 いい人だから、他の人を見たらすぐに開けちゃうのよ〜、ですと。 さて、BFを紹介して、部屋にはいると、すごくいいにおい…。テーブルの上にはすで に所狭しと数々の料理がならんでました。私のBFはあまりスパイシーなものが得意で はないので、それを事前に言ってたもんですから、彼女は2種類のスープを作ってく れてました。で、BFには辛くないほうのスープを入れてくれたんです。後は食べるの み…。持ってきたビールを飲みながら、色々な話をして、韓国料理に舌鼓です。カメ ラを持っていかなかったので、写真を撮れなかったのが残念です。キムチはもちろ ん、トッポギという韓国のお餅を甘いたれで炒めたもの、スープ2種類、日本人にも お馴染みのチヂミ、サラダ、材料は覚えてないけど、なんだかおいしい佃煮のような もの、シソの葉っぱを佃煮みたいにしたもの、お肉を炒めたもの、などなど、種類が 多かったので、どれも少しずつしか食べられませんでした。そのうちおなかがいっぱ いになると、デザートのぶどうまで出してくれて…。 しばらくして、彼女のルームメイトの日本人の女の子が遅れて参加。またそこで色々 話をし、ビールをもう一本開け、9時過ぎまで宴は続きました。韓国語の質問も色々 して、すごく楽しい時間でした。結局6本持っていったビールを私、BF、そして、 ルームメイトの女の子で飲んでしまい、肝心のディナーの主催者は飲んで無かったで す。悪いことしちゃいました。今度うちへご招待するときは、彼女が好きだという、 韓国の焼酎を用意しておきましょう。彼女に、韓国料理の作り方、教わらないといけ ませんねぇ〜。 |
| #69. (2003年3月6日) ●研究のために日本人を探して・・・ |
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3月だというのに、今日はまた雪が降りました。おとといがすごく暖かかったので (と言っても、摂氏5℃くらいなんですが)、積もっていた雪がかなり溶けました。 ところが今朝また最高気温マイナス…。いつになったら春が来るのでしょう? さて、現在私は卒業のためのプロジェクトを手がけてます。Kentは卒業論文を書いて 卒業するか、論文なして卒業するか、選択できます。論文がない場合は、学部によっ て、プロジェクトを完成する事になります。論文まで長い文章は書きたくないけど、 自分の好きな内容を研究して、ちょっとしたペーパーを書くほうが、ずーと楽しそう なので、それもKentを選んだ理由です。 私が去年の夏から始めた研究は、「日本語話者による英単語中での促音の聴取」で す。なんか難しそうなタイトルですね…。日本語には「促音」いわゆる「小さい 「つ」」とか、「詰まる音」とか言われているものが存在します。しかし、英語を始 め、他の言語にはこの認識がありません。ですから日本語習いたてのアメリカ人が、 「チョトサキイタコト、モイチドイテクダサイ」(ちょっとさっき言ったこと、もう 一度言ってください)となるわけです。でも、日本人はこれを英語の単語の中にさえ も聞き取ってしまい、その結果、多くの外来語の中にも促音が存在します。「スキッ プ」、「アップル」、「キャット」などなど。で、その促音だ、と認識するのは、ど こが境界線なのか、そして、長く英語圏で暮らし英語を話しているとそれの境界線は 変化するのか、ということを調べています。日本人話者を二つのグループに分け、無 意味英単語を聞いてもらい、促音があるかないかをローマ字で書き取ってもらう、と いうのが主な実験内容です。無意味英単語をコンピュータを使って編集するのも大変 だったんですが(もとの音は英語のネイティブスピーカーのもの)、次に大変なの が、この実験に協力してくれる「マウス」探しです。二つのグループというのは、一 つは3年未満アメリカ滞在の人、もうひとつは3年以上アメリカ滞在の人です。なん せ、私はKentに日本人の知り合いが一人もおらず、留学生オフィスへ行って、現在登 録している人のメールアドレスをもらい、全員に研究内容を書いたメールを送りまし た。ESLだけに通っている人の名簿ももらい、それにもメール。でも、余り反応が芳 しくありませんでした。とくに、長期滞在してるであろう人からは、一向に返事が来 ません。多分私が聞いたアドレスを使ってないんだと思います。Japanese Coffee Hourという、日本人と日本語を勉強してるアメリカ人の交流の場へも行き、そこから も数人来てもらいました。でもそれでも足りず、先生に相談したところ、Kentに英語 の発音を強化するために外部から来ている人はどうか、ということになりました。こ れはESLとは別で、この周辺ではアクロンのタイヤの会社の人が来ています。そうで す、BFの会社です。そして昨日、その会社の一人が実験に来てくれたのです。 実はこの方の名前、結構前から知ってたんです。BFが、「僕の会社で、一人だけ日本 人の名前を知ってる」って言うんです。「へ〜」って聞き流しているとある日、「今 日、そんの彼と偶然話したよ。僕の部屋の前で困ってそうだったから、助けてあげ た」のだそうです。そのころは、この方がKentに英語を習いに来てるなんて知らな かったんです。ところがある日、先生たちの会話の中にその方の名前が挙がり、 「あ、知ってる〜!」ってことになりました。その後、この方に実験に参加していた だけるように、先生からメールしてもらうと、快く引き受けていただき、しかも、他 のマウスさんまで探してくれてるんです。彼の仕事じゃないのにね。で、昨日の夕方 来ていただき、「うちのBFが話した事あるらしいんですが…」て話しになり、最初は 覚えてなかったみたいなんですが、こんな状況のときに、え〜、背が高くって、めが ねかけてて…てなると、「あ、思い出しました。めちゃめちゃ親切な人ですよねぇ」 という回答。「意地悪な人」でなくてよかったです。 実験は無事終了。この方の紹介で、同じ会社の人とその奥さんが(奥さんはKentに 通っている学生さんだそうです)来週来てくれます。彼のおかげで、なんとか実験は スムーズに進んでます。「アメリカに長く住んでる人が必要なんですよね、心当たり 探してみます」って、完全に私の助手と化してます。感謝感謝。来週も別の方が来ら れるし、これを機会に日本人の知り合いを作りたいなぁ、と思ってます。 |