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現役留学生としえさんの留学日記


米国オハイオ州ケントにあるケント州立大学で院生活を送る現役留学生のとしえさんが不定期日記を書いて下さることになりました。留学生のキャンパスライフやプライベートってどんなものなんだろう? という疑問のある方はこのサイトを頻繁に覗いてみて下さい。とっても楽しい文章です。

■日記スタートの月 = 5月分の日記はこちらです!
■免許、日本食、授業、炊飯、洗面所騒動、ヤキトリ・・・、6月分の日記はこちら!
■ディナーパーティー、ルームメイト、車・交通事情、ショッピング・・・、7月分の日記はこちら!
※感想・質問・励まし等、としえさんへのもお待ちしています。

#26. (2001年08月29日) ●ナイアガラの滝近くの日本料理店で

今日はナイアガラの続きです。着いたその日は金曜日で、滝では毎週金曜の夜10時か ら花火が打ち上げられると言うことで、それまでに食事をしようと言うことになりま した。私は前もって調べていた日本料理の店へ行くのはどうかと提案しました。3軒 ほど見つけていたのですが、その中でも「アットホームで、値段もリーズナブル」と言 う店へ行くことにしました。泊まったモーテルからも近そうでした。ボーイフレンド は「リーズナブルなのは良い」と大賛成。住所しかわからなかったので、ただただ記 された大通りをてくてく歩きました。

10分ほど歩くと、先ず「SUSHI」のネオン、それから店の看板が見えてきました。お もてにあるメニューを見ると、「結構高いや〜ん…」と思ったのですが、そうか、こ れはカナダドルだ、と自問自答して納得。ボーイフレンドも気に入ったようで、店の 中へ入りました。

店に入ったとたん、女性の定員さんから「お二人さまで…」と訊かれるのと、私が 「Two」というのが同時でした。私、こういう会話の切り替えに慣れてません。次に 「おタバコは?」と訊かれ、「あぁ…」などど口ごもっていると、「おタバコ吸いま すか?」と再び質問され、「いえ、す、吸いません…」と、なんかまるで「すいませ ん」って謝ってるみたいでした。でも無事二人席に案内されました。店内は、どう見 ても日本人ばかりでした。「何食べるぅ〜?」渡されたメニューを見て、あれ?私の とボーイフレンドのとはメニューが違う!私のは日本語、彼のは英語で書かれていま した。でもなんか、英語のメニューの方が見なれてるので、彼のを見てると、セット 物のところに「サラダ、ご飯、味噌汁がつきます」とかいてるので、「いいやんこ れぇ。んじゃ、私はカナダぁっちゅうことで鮭の塩焼き定食にするわ。ショーンちゃ んは?」と私は鮭の塩焼き定食を注文し、彼は鶏の照り焼き定食を注文することにし ました。ところが、店員さんなかなか注文を取りに来てくれません。仕方なくアメリ カ風に人差し指を一本高々と揚げて、「す、すいませ〜ん」とまたまたたどたどしい 日本語で、しかもさっきと同じ言葉で(今のところしゃべっている私の唯一の日本 語)店員さんを呼びました。

注文が済むとすぐに、彼の方へサラダが運ばれてきました。「ふ〜ん、私のはまだか いな」と待っていると、今度はこれまた彼の方へ味噌汁が運ばれてきました。「え〜 なんでよぉ〜!」ボーイフレンドはそんなことは気にせず、おいしそうに味噌汁をす すってました。そしてしばらくした後、店員さんは彼にご飯と鶏の照り焼き定食、私 には鮭の塩焼きとご飯とお味噌汁と、そして「ほうれん草のおひたし」と「漬物」が 運ばれてきました。ここでなぞが解けたのです。そうです、日本人とその他外国人と はメニューが違い、その給仕のし方もまた違うのです。外国人が先に給仕されるのは、箸を使う と食べるのが遅いからでしょう。店員さんに直接尋ねたわけで はないですが、多分そうです。

味は、とてもおいしかったです。しかもさすがカナダ、鮭の大きいこと!アツアツの 鮭の塩焼きとご飯は格別でした。ボーイフレンドもがんばってお箸で食べてました。 最近箸の使い方も上手になってきました。漬物にも初挑戦して、「おいしい」と言っ てました。やっぱり変なカナダ人です。

店を出ていくお客さんが決まって、「ごちそうさま」と言って出ていきます。日本人 特有の習慣ですが、彼にも、「店出るとき、「ごちそうさま」って言わなあかんねん で」というと、本当に店を出るとき、「ゴッソーサマァ」と小声で言ってました。値段も手ごろで定食やどんぶりものが味わえる店ですので、 ナイアガラの滝を訪れた際は、行ってみられてはいかがでしょう。ワーキングホリー デーで働いてくれる方も募集してました。場所はBuchanan Avenueを川の流れの方向 に歩いたところにあります。

#25. (2001年08月27日) ●ナイアガラの滝

先週の金曜日から日曜日にかけて、「ナイアガラの滝」へ行って来ました。ナイアガ ラの滝はご存知のとおり、カナダとアメリカ(NY州バッファロー)の国境にある2つ の大きな滝です。一つがアメリカ側にあり、もう一つがカナダ側にあります。どちら のサイドからも滝を臨むことはできますが、断然カナダ側の方が楽しいということ で、私とボーイフレンドはカナダ目指して行くことにしました。私の住む辺りからナ イアガラの滝までは車で3〜4時間で行けます。しかしこの日は交通渋滞もあり(と 言っても日本のものよりずーと進みます)、9時半にボーイフレンドの家を出発した のに、到着したのは午後3時ごろでした。

先ほど言いましたように、今回の旅行は国境を超えます。私のようなアメリカへの留 学生は、学校が発行するI-20という書類に学校側のサインがあれば、簡単にカナダと の国境を行き来できます。では、私のボーフレンド(カナダ人)は里帰りだったので しょうか?私はこの日発見してしまったことがあります。私はカナダのパスポートを 見たことが無かったので、始めて見れるぅ〜と思っていました。ところが、彼が持っ ているパスポートは、何だか馴染みのあるやつ。表紙を読むと、「The United States of America」と書いてあるではないですかぁ!そうです。彼は、正真正銘の 「USシチズン」だったのです。実は、彼はお父さんの仕事の都合で、生まれたのアメ リカのシアトルです。で、生まれて6ヶ月後にカナダに帰ってます。しかしこの国は 生まれた国の国籍が取れる国なので、彼は、そう言う意味ではアメリカ人です。アメ リカで生まれたことは知ってましたが、まさか国籍まで持っていたとは…。何を基準 に(生まれた国か、話す言葉か、国籍か)何国人と言うか、という疑問が沸いてきま した。だって彼はUSシチズンですが、税関での質問にしっかりカナダ訛りで答えてま した。

さて、国籍の話はこの辺にして、ホテルに到着後(ホテルと言っても安いモーテ ル)、スニーカーとショートパンツに履き替え、滝を見に行くことにしました(当た り前。これが目的なんだから)。そのモーテルは滝まで歩いて行けるというのが「売 り」で、宿屋のおやじ、と言う感じのおっちゃんが、早口のカナディアン英語で(私 はCanadishと呼んでます)、どこの朝食が安いとか、安いツアーがあるとか、今晩花 火大会があるとかなどなど、まくしたててくれました。私は途中までいっしょに聞い ていましたが、ついて行けないことに気付き、あとはあきらめボーイフレンドに任せ ました。

ナイヤガラの滝

さて、滝を目指して5分ほど歩いたときに、「滝どこ?」とボーイフレンドに尋ねる と、「ほら、あれ」。何と、目の前にゴーゴーと轟音を立て、真っ白な水飛沫を上げ る滝が目に入ってきました。「ぎゃ〜、すごいぃ〜」私は大声で叫びました。始めて 見るナイアガラの滝、ちょっと感激して涙が出そうになりました。ボーイフレンドは 数えられるだけでこれが4回目だそうで、慣れたもんです。

滝の前では大勢の観光客が滝を覗きこんでました。見たことのある方はご存知でしょ うが、ほんとにすごいです、この滝は。カナダ滝はちょうど馬の蹄鉄の形をしてい て、エリー湖からの流れがオンタリオ湖に注ぐときに落差(約60メートル)があるた めに滝ができました。この滝、10年間で約30cmほどずつ侵食しているそうです。とい うことは、そのうち、ナイアガラの滝はオハイオのものになりますねぇ。
何千年後の ことでしょう…。

滝を体験するツアーがあり、カナダ滝の方は「霧の乙女号」という船に乗って、滝の ほぼ真下まで行きます。両方の滝に共通するのは、滝のそばまで歩いて行き、頭の上 から滝をかぶると言うものです。船の方が全員青色のレインコートを、歩きのほうは 黄色のレインコートを着ます。ですから私たちはそれぞれのアトラクションを「ブ ルーピーポー」「イェローピーポー」と呼んでいました。先に言っておきます。私た ちはこのアトラクションを両方とも逃してしまいました。ルームメイトは私たちより 一日前に、台湾からの友達と滝へ来ていました。家に戻った時に、リビングルームで この黄色のレインコートを発見したときは、大声で叫んでしまいました。くやし い〜。

それはともかく、滝は本当にすばらしかったです。しかも、どんな滝でもですが、上 から見るということはあまりできないと思うのですが、水が勢いよく落ちて行くちょ うど岩の角(かど)っこの所(わかります?)がなんとも言えない幻想的な色をして いて、洗濯機の中にいるような気分でした。滝もよ〜く見ると、白いところと薄い緑 色のところとがあります。到着した日は天気もよく、滝に大きな虹がかかっていたの も美しかったです。

続きはまた今度。

#24. (2001年08月23日) ●学部オリエンテーションと運転免許の更新

とうとう夏休みも終わりに近づきました。アメリカの夏休みは3ヶ月もありますが、 そのうちの2ヶ月は授業だったので、結構短く感じました。授業は先週で終わったの ですが、昨日は、今年からの新しい大学院生のオリエンテーションがあったので、 行って来ました。

「新しい大学院生」といっても、私はここで1年暮らしているし、授業も取っている し、教授陣の顔も知っているので、とくに緊張することもなく、いつも授業を受けて いる教室へ行きました。そこで数人の顔見知りに出会い、ちょっと話をして席に着く と、学部のDirectorからの話が始まりました。私が通う学部は言語治療コースと、聴 覚学コースに分かれています(私は言語治療コース)あります。でも、その両方を合 わせても30人くらいの人数でした。毎年何百人という人が応募してくるらしいです が、自分が入れたことを考えると、「ほんまかいな?」と思います。一人ずつ自己紹 介をし(名前と出身大学、それとここでの専攻)あとは教授陣の自己紹介がありまし た。その後は授業の取りかたの注意や、パーティがあるから来てね、などの告知があ り、1時間ほどで終了。後は各自アドバイザーに会って、どんな授業を取るか相談を します。アドバイザーはもう既に、この学期はこれを取る、というスケジュールをコ ンピュータで作ってくれていて、それに従うだけです。とても簡単。私も自分のアド バイザーに会い、スケジュールをもらい、家路につきました。

私はこの秋3科目取ります。授業は火・水・木の3日間で、空いている時間にクリニッ ク(子供の言語治療。私に当たった子供、気の毒に…)が入ると思います。週3日と いうのはいいのですが、火曜日の「時間割」(この言葉久しぶりに使いました)がす ごいです。先ず朝の8時から授業があります。これは同じものが木曜日にもありま す。朝の8時からの授業なんて、生まれてこのかた受けたことがありません。で、そ の火曜日、何と夜の7時から9時半まで別の授業があります。なんか、体調崩しそうで す。今までこの授業を教えていた先生から、別の先生へ変わったようなので、時間も 変更になったようです。でも次の日は夕方の授業が一つあるだけなので、寝不足にも ならないと思います。

先生と話をしたり、何じゃかんじゃとやっているうちに4時前になっていました。私 はこのあと運転免許の更新に行くつもりだったので、免許事務所へ向かいました。 「免許更新したいんですが…」というと、3ヶ月前に新しいプレートをもらいにこの オフィスに来たときにはまだ新米だったロビンちゃんが応対してくれました。免許証 を見せると、「(あなたの場合は)更新には書類が要るんだけど。ほら、ここに書い てるでしょ」とロビンちゃん、結構慣れてきたみたいです。「書類って何ですか?」 というと、「例えば、I‐94(アメリカ入国カード)とか…」という答え。そうか、 私は外国人だったんだ、とこの時改めて思い出しました。で、「すぐ戻ります」とい い、自分のアパートに戻りました。オフィスは私のアパートから、車で5分のところ にあります。家に戻って、パスポートをつかみ、再びオフィスへ。するとまたまたロ ビンちゃんが応対。古い免許証を見ながら、「住所はアセンズ(前の大学があったと ころ。そこに住んでいるときに取った免許だから)?」と尋ねてくるので、「いえい え、ケントに住んでます」と言いました。だって、「すぐ戻ります」って行って10分 で戻って来てるのに、何でここから車で4時間もかかるアセンズに住んでるって思う のよぉ。ま、事務的な確認だと思いますが。あとは、「身長と体重は同じ?」と聞か れたので、「身長は同じです」と言い、体重は1ポンド増やしておきました。その後 は、いろんなこと聞かれて(臓器の提供や、精神的な異常などないかなど。日記4参 照)、その後視力検査をして写真を撮ります。

視力検査の前にロビンちゃんが、「日本のどこの出身?」というので「オオサカ」と 答えると、「そこ、私の兄さんが(弟かもしれない)いるところよ」ですと。急にロ ビンちゃんを身近に感じました。写真を撮る場所にはかわいいベンチが置いてあり、 特殊なカメラのレンズ部分には「Smile. Say Cheese」という文字と、スマイルマー クが描かれています。前にもお話しましたが、アメリカの免許証の写真は、笑ってて もいいんです。でも、「どの程度笑うか」というのが問題です。現にできあがった私 の写真は、唇の端が引きつり、ほっぺたがむにゅ〜とでてて、全然かわいくないで す。前の免許の方がずーっと良かった(ま、若くもありましたが…)。前に撮ったも のは、顔の面積が大きかったのに、今度は胸から上、と言う感じになりました。日本 のように「顔の大きさはこれ」という規格がないのでしょう。やっぱりアメリカ〜ン です。

明日から、ナイアガラの滝へ行きます。授業前のしばしのバケーションを楽しんでき ます。ではまた。

#23. (2001年08月17日) ●お寿司でパーティー

ふうぅ〜。さっきやっと夏授業の最終試験が終わりました。今回は「統計学」を取っ てました。成績は多分「B」でしょう。試験は全部で3回あったのですが、先の2回で クラスの大半が90点台を取ってました。今回のテストは結構難しくって、先生も「前 の2回のようにはいかんでぇ」と言ってましたし。私は、1回目と2回目で同じ点数を 取りました。不思議なんですが、前にこの先生の授業を受けていたときも、この点数 を取りました。で、今回のテストが、この点数なら、できのいいほうです(今回は前 の2回より難しいから)。あ〜、「A」取りたいなぁ…。ちなみに、前にこの先生の 授業を取っていたときは「A」を取りました。

先週の土曜日なんですが、ルームメイト、ボーイフレンド、私で「すしパーティ」を しました。実は、ルームメイトと二人で今月の始めにオリエンタルフードが買える店 に行って、のりや、味噌なんかを買ってきていたのです(この話、してませんねぇ ?)。で、いつかはこの二人に、「本物」のすしをご馳走しなければ、と思っていた のです。

もちろん巻き寿しです。生魚は手に入らないので(ちなみに私は中トロとウニが好き です)、にぎりはできません。中身の具なんですが、かんぴょうは無いし、しいたけ はあっても、彼らの口に合うかどうか…。で、そろえたのが、ほうれん草、ブロッコ リー、にんじんの炊いたもの、薄焼き玉子ときんし玉子、小えびのゆでたやつ(冷凍 もの)にマヨネーズあえたもの、ツナマヨ(ツナ缶はルームメイト提供)です。この 中から3〜4つ選んで組み合わせれば、豪勢、豪勢…。ご飯をどれくらい炊けばいい のかわからなくって、とりあえず「2カップ」分炊くことにしました。水の量はあら かじめ「実験結果」から割り出したものを参考に(この辺が大学院生)、少し少なめ にしました。私たちが持っている炊飯器は日本製とは違うので、「すしライン」が釜 に表示されてません。だから、自分で調整しなければなりません。でもいざ炊くとき に、「やっぱりもう少し少なめにし〜よう!」と「実験結果」より水を減らしまし た。

ルームメイトが味噌汁を飲みたがったので(彼女は味噌汁が好き)、豆腐とほうれん 草とねぎの味噌汁を作ることにしました。

具の準備もできて、ご飯も炊けたようなので、すしめし作りを開始。さて、炊飯器を 開けると…ガ〜ン!こんもり盛り上がったご飯の上半分が全然炊けてません。しかも 下の方も何だか生っぽい。きっと実験結果を無視して水を減らしすぎたのが原因だと 思います(この辺が一般人)。お米も2カップは多すぎたよう。ちょうどそのころ ルームメイトが外出から帰ってきて、そのご飯を見、「もう一度炊き直したら?」と 提案。でも、もうお酢を加えてしまっていたので(生のところはよけて)、「大丈夫 ?」と思いつつもう一度炊きました。5時半に来る予定だったボーイフレンドも到着 (本当に5時半ぴったりに来ました。この人は実に時間厳守の人です)。「君らにお みやげ」といってバッグから出したのは、先日彼といっしょにスーパーで見つけた 「梅酒」でした。日本の某しょうゆ会社が出してます。結構おいしいです。まだ、前 のが半分以上の残っていたのですが、ありがたくいただきました。

「まだ、ご飯の準備ができてませんねん…」というわけで、3人で待つこと10分。 再びできあがったご飯を見て、こんなもんでしょう、というわけで、ここから私の 「巻き寿し講座」が始まりました。最初に私が実演、さすが料理の天才はすばらしい 巻き寿しを作りました。次にルームメイトが挑戦、その次がボーイフレンド。それぞ れ2本ずつ作ったと思います。指で具を中に押しこみながら親指で「巻きす」を転が す(みなさん巻き寿し作れますかぁ?)、という動作は、やはり器用な日本人独特の ものでしょう。彼らは結構苦心してましたが、何とか形にはなってました。初めてに してはうまい方。私の指導が良かったのかな?

味噌汁もできたのでパーティの開始です。梅酒のオンザロック、巻き寿し、味噌汁で す。ボーイフレンドが味噌汁を食べれるかどうか心配でしたが、「おいしい」と言っ て全部食べました。ちなみにこの人は、納豆も食べます、少量なら。

作りすぎたすしは一皿分余り、私は2日後の2食、食事は巻き寿しでした。みんな、 作ることばかり考えて、自分たちが食べれる量を考えてませんでした。どうせ責任 とって食べるのは、私なのに…。

巻き寿司

#22. (2001年08月07日) ●Kent (Ohio)で初めてのヘアカット

今日は、この町へ来て初めて「ヘアカット」へ行きました。冬休み(去年の12月から 今年の1月にかけて)に日本へ帰ったときに、行き付けの美容院で切ったのが最後で す。つまり半年以上も髪の毛を切ってなかったのです。なぜこんなに長い期間美容院 に行かなかったかというと、近所にいい美容院がなかった(と思っていた)からで す。あるにはあるのですが、「9ドル」や「10ドル」のところははっきり言って「へ た」です。こういうところは大抵、髪の毛をろくにぬらさずはさみでバシバシ切って いき、髪の毛は服の中に入って痒いし…でも予約無しで行けるし、早いです。

日本人の髪の毛は、西洋人の髪の毛とは質も量も違います。私のボーイフレンドの髪 の毛は細かいカーリーヘアで、短く切っているので一見硬そうに見えますが、一本一 本は私の髪の毛より細いです。日本での行き付けの美容院の「ビューティシャン」が 言ってましたが、彼ら西洋人は東洋人の髪を切るのに慣れてないし、またその技術も 持ってない、そうです。東洋人の多いカリフォルニア州やニューヨークへ行けば、そ れなりの技術を持った人がいると思いますが、Kentでそれは期待できません。だから 今まで躊躇してたのです。私はここに日本人の友達が全くいないので、中国人、台湾 人、韓国人など、他の東洋人に「どこへ切りに行ってるの?」と聞くのが一番だと 思っていたのですが、その情報も得られないままでした。ところが、私の知ってる韓 国人の女の子(と言っても、彼女、前は私の先生だったのですが)が、私のアパート のすぐ近所の美容院に行ってると言うではないですが。彼女は韓国人、髪の質も量も 私のものとはあまり変わりません。ここなら、きっと満足のいくカットが望めると思 い、予約をしました。値段も15ドルくらいと聞き、「予算以内」です(本当は30ドル くらい出せば、もっといい美容院はいくらでもあると思いますが)。

予約は朝の9時に取りました。ルームメイトが、「何でそんな早い時間にとったのぉ ?」というので、私も良くわからん、と答えました。日本ではいつも土曜日の仕事の ないときに行っていたので、どうしても朝の予約を取っていたのです。その「くせ」 で多分「9時」と行ってしまったのだと思います。ちょうど9時に到着。「9時に予約 を取ってますToshieです」というと「まってました」とばかりに担当者が「こちら でーす」と店内へ通してくれました。彼女はBonnieという名前のブロンド女性でし た。歳は、大学生の息子がいるって言ってたから、それくらいの歳でしょう。先ず シャンプー室へ行きました。くびに紙を巻かれて(多分切った髪の毛が襟へ入らない ようにするもの)、エプロンのようなものを着せられ、日本と同じように後ろ向きに 頭を倒しました。「シャンプー」と書きましたが、ただ単に髪の毛をぬらしただけで す。日本だと、普通シャンプーしますよねぇ。しかも、「痒いところはございません か?」と丁寧に聞いてくれます。私は「「背中」って言ったら掻いてくれるんですか ?」と日本のビューティシャンに聞いたことがありますが…。さて、ここで、「今日 はどんな風に切るの?そろえるだけ?」などと尋ねられます。私は今あるレイヤーを そのまま短くした感じにして欲しかったので、「5インチ切って、レイヤーが今ある みたいにして下さい」と伝えました。

次はカット。「どれくらいここにいるの?」とか、「なに勉強してるの?」「何年生 ?」などと言う会話の間に髪の毛は切られていきます。彼女は私の髪を切ってる最 中、ガムをかんでましたね。日本では全体にないですね、こんなこと。鏡を見る限 り、前から見た感じはいい風に仕上がっていってます。どうやら切り終わったみたい で、彼女はドライヤーをかけ始めました。でも完全には乾かしません。だったら最 初っからドライヤーかけなければいいのに。ここの段落短いでしょ?だって、この店 にいたのたったの15分だったんです。驚きです。10ドルのところと、時間は変わらな いんです。カウンターで精算して(16ドルでした)、最後に彼女へのティップを払い ます。3ドル渡したかったのですが、1ドル札がもう2枚しかなかったので、2ドルで我 慢してもらいました。

そのあとそのまま学校のジムへいったのですが、そこの鏡で髪の毛を見てみると、後 ろの切り方がちょっといやです。まっすぐ切ってる感じ。しかもすそは「分厚い」ま ま。でも、こんなもんでしょ。ルームメイトは、「もう一回行って切ってもらったら ?」というのですが、私は何を隠そう面どくさがりです。次のときに、今度はすそを もう少し薄くしてくれ、と言うつもりです。