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ヨシさんのアメリカ留学体験記



いわゆる優等生的な留学生ではなく、波乱万丈の留学生活を送られたヨシさん。帰国後は在日外国人のサポートに長く携わってこられたその道の功労者です。 そんなヨシさんの笑いあり、涙あり(?)の留学体験記アメリカ留学)を是非お楽しみください。


001話 「まさかの日本人だらけ」 目次

人間というのはどこの国の人も基本的に同じなんじゃないかなと思うんです。どこに住んでいようが、どういう文化背景で育とうが、そりゃ国民性という言葉があるぐらいですから細かい点ではいろいろと違いもあるでしょうが、大きな視点で見ると、人間というのは大差ない・・・と決めつけてしまうと乱暴かもしれませんが、そんな気がするのです。

こういう風に考えるようになったキッカケがやはりアメリカ留学でした。ご存知の通り、アメリカは人種の坩堝といわれているぐらいですからたくさんの人種が集まっています。ちょっと努力すれば、多くの国の人たちと触れ合う機会はたっぷりあります。そんな中で実感したことです。

柄にもなく冒頭から固い話をしてしまいましたが、僕は随分と長い間アメリカにいました。それだけにハプニングや面白エピソードなどはたっぷりあります。大学生活や授業のことが真面目に語られている体験記も良いですが、僕は失敗談や笑撃エピソードなどを中心に書いてみたいと思っています。こちらのサイトさんをご覧になる皆さんに適した内容になるのかが心配ですが、これから留学しようと考えている人はいろいろと準備も忙しいでしょうし、そんな中でちょっと息抜きしてもらえるような、それでいて少しだけこれからの留学生活の参考にしてもらえるような(自信ないのですが・・・)内容を目指そうと思っています。あ、もちろん、大学生活や授業のことなども書かないというわけではありませんよ。

僕は高校を卒業したばかりの18歳のときに、留学のためにアメリカに旅立ちました。バブル全盛、日本経済華やかなりし頃のことです。正直なところ、目的意識も明確ではなく、今振り返ってみても(これをするためにアメリカに行くんだ!)という熱意のようなものは欠けていたかなぁと思います。進路のひとつとして留学も考えていて、予想していたよりも費用がかからないことを知り、親の理解もあって、留学を選ばせてもらったという感じです。

条件付入学という形でイリノイ州にある小さな町の大きな大学に合格しました。合格したといっても「条件付」。ここでいう条件とは、英語力です。いかんせん英語は全然ダメでした。ですから、最初は大学に付属している語学学校で英語を学ばなければなりません。そこで連日英語を集中的に勉強して、一定のレベルに到達したら大学に進めるというシステムです。

そんなわけで、ジワジワと暑くなり始めていた6月のある日、僕はイリノイに着いたわけですが、驚いたのは語学学校の中の日本人の多さです。田舎町の学校だし日本人は少ないだろうと思っていたのですが、語学学校の生徒はほぼ全員日本人でした。タイミングの悪いことに大きな斡旋会社が40人ばかりの日本人を連れてきた直後。・・・いきなりそういうところに身を置くことになってしまったわけです。


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