ELS 一覧

ELS 一覧

2001年の5月から2003年の5月まで、丸々2年間、当時現役の留学生だったトシエさんが MIYACO に寄せて下さった日記です。当時から大分月日が経ちましたので、現在のアメリカ留学・生活事情にそぐわない箇所もありますが、当時の貴重な記録として、また、ひとつの読み物としてお楽しみ下さい。 【目次はこちらです】

  • LINE で送る
  •  

Six Flags 入場までの顛末

#16. (2001年07月16日)

今日からまた新しい夏の授業5週間が始まりました。ルームメイトもいっしょに取ってます。とても楽しい先生なので(私は前にこの先生の授業を取ったことがある)、授業中ずーっと笑ってました。

さて、先週の土曜日、ミシガン州に住む私の友達(私の車の前の持ち主)とその彼氏(2人とも日本人)、私の彼氏(って言ったほうがボーイフレンドより字数が少なくていいですね)、そして私とで、遊園地へ行ってきました。

「遊園地」というと何だか子供の行く場所のようですが、ここは "Six Flags" と言って、遊園地と水族館が一緒になったところです。巨大です。日本のレベルで考えないように。昔の "Sea World of Ohio" と遊園地が一緒になったのですが、"Worlds of Adventure" と言う名前もあって、一体どれがどれなのかわかりません。一番上に小さく "Six Flags" でその下に大きく "Worlds of Adventure" だから、やっぱりこれが正式名称でしょうか。

とにかくここには世界最大級(?)の木製のローラーコースターがあり、1日中遊べるところです。「デイ・チケット」なので、入場時にお金を払えば中の乗り物はタダです。もと "Sea World of Ohio" の場所にはイルカのショーがあり、水族館も小さいながらあります。

友達とその彼氏は、私のボーイフレンドに以前に会ってます。私が彼女のところへ車を取りに行ったときです。彼らはミシガン州に住んでいるので、前の晩からこちらのホテルに泊まることになっていました。

で、次の朝、現地「43号線(Six Flags のある州道)沿いのチケット売り場前、1時」と約束しました。

私のボーイフレンドは11時過ぎに私のアパートに到着。その後昼ご飯を食べて(焼き鳥、卵焼き、ご飯。完全な日本食)、12時半ごろに出発しました。

30分もあれば到着するのを知っていたからです。ところが、この計画が甘かったことに気付いたのは43号線を走り出してすぐです。どうやら、目の前を走る車全てが Six Flags へ向かっているようなのです。

車は全然動きません。これを一般に「交通渋滞」と言いますね? 彼女の携帯電話の番号を聞いていましたが、私たちは携帯電話持ってません。到着したのは2時でした。これを一般に「遅刻」と言います。でもま、1時間ぐらいの(え?)遅刻、許してもらおう、ということになり、まずは彼女たちを探すことにしました。

ゲート前をうろうろしてみたのですが、日本人らしきカップルは見当たりません。私はすぐに彼女の携帯電話にかけてみました。すると彼氏が出て、「1時40分くらいまで「そっち」にいたんだけど、もしかしたら「こっち」から入ったかもしれないって移動した」とのこと。え? そっちって、入り口もう1個あるの? そうなのです。入場ゲートは2ヶ所存在し、ということは車の入り口も2ヶ所あり、駐車場も2ヶ所…。が~ん! 多分、もとは別々のアミューズメントパークだったので、シーワールドのころの入り口が存在するのです。

つまり私たちは、確かに「43号線沿いの入り口」から入りましたが、お互い出発点から近いほうの入り口から入ったというわけです。ですが3時前にようやく会うことができました。

私の友達が「1人10ドルの割引券」を持ってくることになっていたので、それをもらっていざ入場、と思うと友達曰く「いくら待っても来ないから、もう自分たちでチケット買って入ったんだと思って、そのチケットは他の人に売っちゃった」。つまり割引券もありません。2度目のが~ん!

入場料、1人38ドルもするんです。割引無しで私たちが入場券買うわけないやん! ボーフレンドと2人で「たっかぁ~。何でチケット売るねんな、なぁ」(何で関西弁なんでしょう?)とぶつぶつ文句を言いました。せめて私たちに会うまで券売るの待ってくれたら良かったのに…。ま、知識不足だった私たちが悪いんですが。

でも気を取り直して、4人仲良くすることにしました。ここからは、また長くなりそうなので、次回にします。では。
【第17話へ】

カリフォルニアミラマー大学

カリフォルニアミラマー大学

サブコンテンツ

おすすめのサービス/情報

このページの先頭へ