アメリカの行事・祝日
- Columbus Day
2024年10月14日 - 1942年10月12日のクリストファー・コロンブスによる米大陸発見(到達)を記念する日。米国の多くの州では10月の第2月曜日を法定休日としています。その後のヨーロッパからの移民たちにとって記念すべき輝かしい日である反面、もともと米大陸に住んでいたネイティブアメリカンにとっては侵略が開始された日でもあり、現在でもこの祝日の名称を巡って議論が絶えません。
- Veterans Day
2024年11月11日 - 復員軍人の日。ほとんどの州で11月11日。もともとは第一次世界大戦(第二次世界大戦後は第二次も含めて)の休戦記念日でしたが、米国では1954年(朝鮮戦争の後)に復員軍人の日 = Veterans Day と改称されました。戦争でなくなった軍人や一般市民に敬意をささげる祝日です。
- Thanksgiving Day
2024年11月28日 - 感謝祭。米国の祝日で法定休日。11月の第4木曜日。英国から1620年に Mayflower 号でやってきた初期の移住者が最初の収穫を神に感謝したことから始まったとされています。この日は七面鳥の料理やカボチャのパイを食べるのが慣習です。
- Christmas Day
2024年12月25日 - キリスト降誕祭。クリスマス(12月25日)。日本ではクリスマスイブも含めて数々のイベントなどが行われて街が華やぎますが、アメリカではあくまでも12月25日がメインで、商店やレストランなどはほとんどが店を閉じ、当日は思いの他静かになります。デコレーションには工夫を凝らす家庭が多く、この季節、どこの町でも美しいライトアップを堪能できます。
- New Year's Day
2025年01月01日 - 元日、元旦(New Year's Day と呼称されますが、アメリカではしばしば Day を省きます)。休日となりますが、その前日の New Year's Eve とは違って静かに1日を過ごすことが多く、アメリカンフットボールの試合や各地でのパレードは行われますが、日本と比較すると特別な行事やお祭りは目立ちません。
- Martin Luther King Jr's Birthday
2025年01月20日 - キング牧師の記念日。1月第3月曜日。師の誕生日(1月15日)を記念する祝日。マーティン・ルーサー・キング牧師はアトランタ出身の黒人市民権活動家でバプテスト教会の牧師。 “I have a dream.(私には夢がある)”で始まるスピーチはあまりにも有名です。人種の法的平等を目指した公民権運動を推進。 1968年4月4日、テネシー州メンフィスで暗殺者の凶弾に倒れました。
- Washington's Birthday
2025年02月17日 - アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日。元来2月22日でしたが、今は2月の第3月曜日で法定休日となっています。ワシントン郊外にある彼の墓地に現大統領が花を捧げる式典が恒例行事として催されます。現在ではアメリカの歴代大統領を称える日として Presidents' Day と呼ばれることも多くなっています。ジョージ・ワシントンは1732年バージニア州の大農園主の子として生まれ、数々の戦功を立てて1789年にアメリカの初代大統領に就任しました。
- Memorial Day
2025年05月26日 - 戦没将兵記念日。1865年5月30日に南北戦争戦没者の追悼式が開催されたことに由来し、英語では Decoration Day とよばれていましたが、今はあらゆる戦没者の追悼記念日で、戦死者の墓を花などで飾ります。少数の州を除き法定休日となっています(5月の最後の月曜日)。映画「パールハーバー」がメモリアルデーに合わせて公開され、話題を呼びました。
- Juneteenth National Independence Day
2025年06月19日 - 奴隷制廃止記念日(6月19日)法定休日。2021年に制定された11番目の祝日で、アメリカ合衆国で奴隷身分であった人々の解放を祝います。南北戦争における北軍の将軍が1865年6月19日にテキサス州で奴隷制の廃止を宣言を行ったことにちなみます。 ジューンティーンスは June (6月)と Nineteenth (19日)の混成語です。
- Independence Day
2025年07月04日 - 独立記念日(7月4日)法定休日。1776年7月4日に Declaration of Independence (独立宣言)が採択されたことにちなみます。 the Fourth of July とも言われており、映画のタイトルにもなったことで日本でも有名な日かも知れません。パレードや花火大会などの記念行事が行なわれます。
- Labor Day
2025年09月01日 - 労働の日。9月の第1月曜日で法定休日。ヨーロッパの May Day に当たります。労働組合の集会や行進もありますが、むしろ働く人のレクリエーションの日で、ピクニックやスポーツなどで楽しく過ごします。多くの子供たちにとっては夏休み最後の休日で、翌日から新学期が始まります。