アメリカの祝日は、歴史や文化、国民の価値観を反映した大切な日として、多くの人々に親しまれています。独立記念日や感謝祭など、国全体で祝われるものから、州ごとに異なる記念日までその種類はさまざまです。祝日には学校や企業が休みになることも多く、家族や友人と過ごしたり、地域のイベントに参加したりと、人々の生活に密接に結びついています。ここでは、アメリカの主な祝日とその由来、過ごし方についてご紹介します。
アメリカの行事・祝日
- Veterans Day
2025年11月11日 - 退役軍人の日。11月11日。アメリカ軍に従事した退役軍人たちに感謝を示す日です。各地で式典やパレードが開催され、国のために尽くした人々をたたえます。
- Thanksgiving Day
2025年11月27日 - 感謝祭。11月第4木曜日。秋の収穫に感謝する伝統的な祝日で、家族や友人が集まって七面鳥などの料理を囲みます。翌日の「ブラックフライデー」は年に一度の大セールとして知られています。
- Christmas Day
2025年12月25日 - クリスマス。12月25日。イエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の祝日ですが、宗教にかかわらず多くの家庭で家族と過ごす特別な日となっています。街全体がイルミネーションで彩られ、プレゼント交換も行われます。
- New Year's Day
2026年01月01日 - 元日。1月1日。新年を祝う日で、友人や家族とカウントダウンやパーティーを楽しみます。アメリカではテレビの特番やスポーツイベントも盛んで、一年の始まりを盛大に迎えます。
- Martin Luther King Jr. Day
2026年01月19日 - マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デー。1月第3月曜日。公民権運動の象徴であるキング牧師の生涯と業績をたたえる日です。多くの人が差別の歴史や人権について学び、ボランティア活動などに参加します。
- Presidents' Day
2026年02月16日 - プレジデンツ・デー。2月第3月曜日。ジョージ・ワシントンとエイブラハム・リンカーンをはじめとする歴代大統領の功績を記念する日で、政治的・歴史的な意義を再確認する機会となっています。
- Memorial Day
2026年05月25日 - メモリアル・デー。5月最終月曜日。アメリカの戦争で命を落とした軍人たちを追悼する日で、墓地や記念碑で式典が行われます。夏の始まりを告げる祝日としても親しまれています。
- Juneteenth National Independence Day
2026年06月19日 - ジューンティーンス国家独立記念日。6月19日。1865年6月19日、テキサス州で奴隷制度の終焉が実質的に伝えられた日を記念する祝日です。アメリカの歴史における奴隷解放を象徴する日であり、2021年に正式な連邦祝日となりました。黒人コミュニティの自由と平等を祝う日として、パレードや文化行事が行われます。
- Independence Day
2026年07月04日 - 独立記念日。7月4日。1776年にアメリカがイギリスからの独立を宣言した日で、全米各地で花火、パレード、音楽イベントなどが行われます。アメリカ人にとって最も愛国的な祝日のひとつです。
- Labor Day
2026年09月07日 - レイバー・デー。9月第1月曜日。働く人々の努力と成果をたたえる祝日で、夏の終わりを象徴する日でもあります。この日を境に学校が始まる地域も多く、バーベキューやレジャーを楽しむ人が多く見られます。
- Columbus Day
2026年10月12日 - コロンブス・デー。10月第2月曜日。1492年にクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到達したことを記念する日ですが、先住民の歴史を見直す動きも強まり、一部の州では「先住民の日 (Indigenous Peoples’ Day)」として祝われています。



















