FLS オンライン留学

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2001年の5月から2003年の5月まで、丸々2年間、当時現役の留学生だったトシエさんが MIYACO に寄せて下さった日記です。当時から大分月日が経ちましたので、現在のアメリカ留学・生活事情にそぐわない箇所もありますが、当時の貴重な記録として、また、ひとつの読み物としてお楽しみ下さい。 【目次はこちらです】

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カナダでシャケの塩焼き

#26. (2001年08月29日)

今日はナイアガラの続きです。着いたその日は金曜日で、滝では毎週金曜の夜10時から花火が打ち上げられると言うことで、それまでに食事をしようと言うことになりました。

私は前もって調べていた日本料理の店へ行くのはどうかと提案しました。3軒ほど見つけていたのですが、その中でも「アットホームで、値段もリーズナブル」と言う店へ行くことにしました。泊まった宿からも近そうでした。ボーイフレンドは「リーズナブルなのは良い」と大賛成。住所しかわからなかったので、ただただ記された大通りをてくてく歩きました。

10分ほど歩くと、まず "SUSHI" のネオン、それから店の看板が見えてきました。おもてにあるメニューを見ると(結構高いや~ん…)と思ったのですが、そうか、これはカナダドルだと自問自答して納得。ボーイフレンドも気に入ったようで店の中へ入りました。

店に入ったとたん、女性の定員さんから「お2人さまで…」と訊かれるのと、私が "Two" というのが同時でした。私、こういう会話の切り替えに慣れてません。次に「おタバコは?」と訊かれ、「あぁ…」などど口ごもっていると「おタバコ吸いますか?」と再び質問され、「いえ、す、吸いません…」と、なんかまるで「すいません」って謝ってるみたいでした。でも無事2人席に案内されました。店内はどう見ても日本人ばかりでした。

「何食べるぅ~?」渡されたメニューを見て、あれ? 私のとボーイフレンドのとはメニューが違う! 私のは日本語、彼のは英語で書かれていました。でもなんか、英語のメニューの方が見なれてるので、彼のを見てると、セット物のところに「サラダ、ご飯、味噌汁がつきます」とかいてるので、「いいやんこれぇ。んじゃ、私はカナダぁっちゅうことで鮭の塩焼き定食にするわ。ショーンちゃんは?」と私は鮭の塩焼き定食を注文し、彼は鶏の照り焼き定食を注文することにし ました。

ところが店員さんなかなか注文を取りに来てくれません。仕方なくアメリカ風に人差し指を1本高々と揚げて、「す、すいませ~ん」とまたまたたどたどしい日本語で、しかもさっきと同じ言葉で(今のところしゃべっている私の唯一の日本語)店員さんを呼びました。

注文が済むとすぐに、彼の方へサラダが運ばれてきました。(ふ~ん、私のはまだかいな)と待っていると、今度はこれまた彼の方へ味噌汁が運ばれてきました。「え~ なんでよぉ~!」ボーイフレンドはそんなことは気にせず、おいしそうに味噌汁をすすってました。そしてしばらくした後、店員さんは彼にご飯と鶏の照り焼き定食、私には鮭の塩焼きとご飯とお味噌汁と、そして「ほうれん草のおひたし」と「漬物」が 運ばれてきました。

ここでなぞが解けたのです。そうです、日本人とその他外国人とはメニューが違い、その給仕のし方もまた違うのです。外国人が先に給仕されるのは、箸を使うと食べるのが遅いからでしょう。店員さんに直接尋ねたわけではないですが、多分そうです。

味はとてもおいしかったです。しかもさすがカナダ、鮭の大きいこと! アツアツの鮭の塩焼きとご飯は格別でした。ボーイフレンドもがんばってお箸で食べてました。 最近箸の使い方も上手になってきました。漬物にも初挑戦して「おいしい」と言ってました。やっぱり変なカナダ人です。

店を出ていくお客さんが決まって「ごちそうさま」と言って出ていきます。日本人特有の習慣ですが、彼にも、「店出るとき、"ごちそうさま"って言わなあかんねんで」というと、本当に店を出るとき、「ゴッソーサマァ」と小声で言ってました。

値段も手ごろで定食やどんぶりものが味わえる店ですので ナイアガラの滝を訪れた際は行ってみられてはいかがでしょう。ワーキングホリーデーで働いてくれる方も募集してました。場所は Buchanan Avenue を川の流れの方向に歩いたところにあります。 【第27話へ】

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