EC オンライン留学

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2001年の5月から2003年の5月まで、丸々2年間、当時現役の留学生だったトシエさんが MIYACO に寄せて下さった日記です。当時から大分月日が経ちましたので、現在のアメリカ留学・生活事情にそぐわない箇所もありますが、当時の貴重な記録として、また、ひとつの読み物としてお楽しみ下さい。 【目次はこちらです】

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カルガリーでのクリスマス

#38. (2002年1月9日)

いよいよクリスマスがやって来ました。クリスマスの朝、お姉さんと一番下の弟夫婦も集まり、ベースメントのクリスマスツリーのある部屋でプレゼントを「開ける」イベントを楽しみました。

今までの日記でお分かりだと思いますが、ボーイフレンドは4人兄弟で、そのうちの2人の弟は結婚しています。ですから、クリスマスに1人1人にプレゼントを用意するのは不経済なので、毎年くじを引き、今年は誰が誰にプレ ゼントを買うか決められます。同時に自分の欲しいものをリストアップして渡します。こうしておけばクリスマス後にデパートの「返品コーナー」に並ばなくて済みます(アメリカではクリスマスでもらったものの返品は普通に行われます)。

クリスマスツリー

クリスマスプレゼントは前もってクリスマスツリーの下に置かれます。置く時にプレゼントに「ネームタグ」を貼ります。

ボーイフレンドの家族のプレゼントを開ける方法は、若年者から順に1つずつプレゼントを持ってきて(自分からの贈り物とは限りません)当人に渡します。プレゼントの上に「ネームタグ」があるのはそのため。

私はこのイベントの「新人」なので、プレゼントリストもなく、ただ何か欲しいものがあるかと前もって尋ねられていました。私からは、日本に住む母から今年の干支の「うま」にちなんだ「木目込み人形」と「土鈴」(どれい)を送ってもらっていたので、これをみんなに贈ることにしました。

一番若いのは一番下の弟パトリックです。次が奥さんのカースティン、コレット、スティーヴ、そして私のボーイフレンドです。彼が終わったときに、みんなの「次は誰?」の質問にお姉さんが「次はトシ?」というので「ちゃいます」と答えました。私はボーイフレンドのお姉さんより年上なのです (T_T)

結局私もプレゼントを持ってくるイベントに参加させてもらいましたが、中には私は部外者および新参者なので、年齢とは関係なく最後の順に回ったとおもっていた人もいるかもしれません。

決められた名前とは別に個人的にプレゼントを用意したり、私からは全員にだったので、順番は三順ぐらい回ってきました。私は兄弟からクリーム色のタートルネックセーター(セーターとだけしか言ってなかったのに、欲しいと思っていた色とデザインで感激!)とボディーローションや「香りもの」のミニセット、お母さんからはなんと手作りのキルトのブランケット、そしてボーイフレンドからは GAP のセーターと ROOTS というカナダのブランドの長袖シャツ、オリンピックバージョン。 実はこの2点は私と一緒にお店に行って買ってるので中身は前もって知ってました。でも、みんなの前ではいかにも「今初めて見ましたぁ!」というふりをしようということになっていたので、「ありがとう、ショーンちゃーん。感激!」などと言って演技しました。自分でラッピングもしたんですが、ピックアップしたカースティンが「これ、ショーンがラッピングしたんでしょ?」と指摘。他の私がラッピン グしたものと違って箱にも入ってなかったので、確かに雑に見えましたねぇ。結果的には効果を発揮したわけです。

私からのプレゼントには全員大喜び。特にお父さんは偶然にも「午年」生まれだったので、この午の木目込み人形はぴったりだったわけです(さて、ここで読者のみなさんに私の年齢がばれましたね)。

クリスマスの日に教会へ行くのはこのプレゼント交換の後か、前の晩、真夜中に行きます。ボーイフレンドの家庭はカソリックなので、当然私も連れていってくれるのだろうと思ってました。ところが教会へ行ったのはご両親のみで子供達は誰1人行こうとはしません。

コレットもカソリックとして育ったのですが、ご両親の宗教が違っていたので8歳くらいのときが最後で、それ以後教会なんか行ったことないと 言ってました。しかも、カソリックのことをよく知らないので、教会で教えてもらおうと思っても、もともとカソリックの人にはそう言う教育はしてくれないそうです。 異教徒からカソリックに入信した人にはこういったお勉強会があるらしいので、彼女は「私、一旦仏教徒になって、それからカソリックに戻る」って真剣に言ってまし た。将来尼さんになりたいそうです。ほんまかいな…。とにかく、私は結局カソリック教会へ行く機会はなかったのです。残念。

その後スティーヴとコレットは七面鳥の調理に取りかかりました。今年は彼女が料理することになり、初めてだけどがんばるわぁと台所で大きな七面鳥と格闘してまし た。

サンクスギビングの時の七面鳥もそうですが、丸ごとの七面鳥の「中身」を取りだし、その中に「スタッフィン」と呼ばれるパンを細かくちぎったものにあじ付けしたものを(家庭によって作り方はさまざま)を七面鳥のおなかに詰めこんで焼きます。そうすることで七面鳥自身の味もついておいしいスタッフィンになります。

ディナーは一番下の弟の奥さんカースティンのご両親も加わって、総勢11人になりました。ディナーの様子の写真を撮りたかったのですが、あまりにも日本人的で恥かしかったので、結局機会をのがしました。ディナーはすごくおいしかったですよ。

お母さんや他の人が「ショーン、マッシュドポテト残ってるよ」とか、「グ レービー(ソース)あるよ、ショーン」とか、「ほら、あんたの好きなクランベリーソースあるよ、ショーン」とみんなでボーイフレンドの食べ物の世話を焼くので面白かったです。「ドラムスティック」と呼ばれる七面鳥の脚はボーイフレンドとカース ティンのお父さんとで1本ずつ分けてました。サンクスギビングのときにこの「ドラムスティック」を私が取ったので、実はボーイフレンドの大好物だったとは知らず、 「なんや、言ってくれたらよかったのに」と思いました。悪いことしました。とにかくよく食べるボーイフレンド…。特にマッシュドポテトが好きなんです。その話をしてるときに、私が「だから、初めて料理したときマッシュドポテト作りました」 と。しかしここまで好きとは…。最後はカースティンの作ったおいしいパンプキンパイで締めくくり。とても素敵なディナーでした。 【第39話へ】

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