FLS オンライン留学

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2001年の5月から2003年の5月まで、丸々2年間、当時現役の留学生だったトシエさんが MIYACO に寄せて下さった日記です。当時から大分月日が経ちましたので、現在のアメリカ留学・生活事情にそぐわない箇所もありますが、当時の貴重な記録として、また、ひとつの読み物としてお楽しみ下さい。 【目次はこちらです】

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アメリカの成績 GPA

#39. (2002年2月2日)

こんにちは。前の日記がカルガリーでのクリスマスのことだったと思うのですが、もう2月ですねぇ。あの話、途中だったんですが、クリスマスの話をするのもなんですので、近況をご報告します。

1月14日から春学期が始まりました。そこでちょっと思うのですが、秋に始まるのが 「秋学期」 (Fall Semester)、でも、なんで冬に始まり春に終わる学期が「春学期」 (Spring Semester) なのでしょう?

オハイオ大学に通っていた頃はクウォーター制(1年を4学期に分ける)だったので、秋の次が冬で、夏休み前の学期が春学期でした。これは納得いくのですが、セメスターはどうもこじつけのような気がします。でも、聞こえはいいですよね、"Spring" の方が。

今学期は4科目とクライアントを2人受け持っています。結構きついです、はい。でもこの学期が済むとあとは夏休みだし、次の秋学期は3科目だけ取ればよく、しかもルームメイトの話によると全て簡単な科目だそうで…だからこの学期さえ乗りきれば、あとは楽ちん、とはいかないまでも、少しましな人間らしい生活が送れそうです。この日記が今年に入って滞っているのも全て忙しい学生生活のせいです。すいません。

私の通うスピーチパソロジーは他の学部に比べて「きつい」です。成績は GPA 3.0 以上でないと卒業できないし、しかも C を3つ以上とった時点で「落第」です。

わたしはすでに C を1つ取っているので、油断がなりません。たとえ C が1つだけで、あとは全部 B だと、GPA が3.0以下ということになるので、卒業できない、ということです。ですから、今学期は全部 A を取るつもりでがんばってます。

先日1回目のテス トがあって(神経解剖学のおさらい)、50点中47.5点だったので、一安心です。この先生、私が前に C を取ってる先生だったので、いや~な感じがしたのですが、がんばって勉強した甲斐があって A が取れました。また来週テストがあるので(今度は脳神経といろいろな病症のテスト)、ただいま勉強中です。

ここまでなら他の学部と同じなのですが、私達は卒業までにクリニックを「350時間」こなさなくてはなりません。まだ正式なスピーチパソロジストではないですが、 学校のクリニックにやってくるクライアントのセラピーにあたるのです。私は今学期2人受け持ってます。毎週そのセッションの準備やレポートに追われております。

アメリカの成績のつけ方を説明したことがありましたか? "GPA" って言っても何のことだか分かりませんよねぇ。

"GPA" とは "Grade Point Average" の略で日本語に直すと「学業平均値」とでも言うのでしょうか。日本の学校でも「優、良、 可、不可」ではなく「A、B、C、D、F」でつける学校があると思いますが(ちなみに私の学校はこれでした)、普通100~90点が A、89~80点が B、79~70点が C、 それ以下は D あるいは F(F は Fail の F で、そのために E が無い)です。この点数のつけ方は、各科目毎の点数で、GPA を出すときはこの点数(A=4、B=3、C=2、D=1)に各科目の単位数をかけたものを総単位数で割ります。

大学によっては、というより多くの大学では A マイナス、B プラス、B マイナス…というようにさらに細かく分けます。でも私の学校はこのマイナスシステムがなく、限りなく A に近い B でも、B は B です。ちなみにカナダには「A プラス」というのがあるそうで、なんともいんちきくさい成績のつけ方でです。「成績はオール A だった」と言うと聞こえはいいですが、カナダにはその上の A プラスがあるので、ご注意を。

日本の教育は偏差値が重要ですが、アメリカでは偏差値というのは使わず、この GPA が大学入学のときも在籍中も重要な目安になります。ただ、絶対値ではないのでかなり怪しいものだというのはお分かりでしょう。ハーバードでの GPA 4.0 とケント の GPA 4.0 は、オリンピックマラソンで金メダルを取るのと、町内マラソン大会で1位を取るのと同じ位の差があるということです。

アメリカの大学へ留学を目指している方々、少し参考になりましたでしょうか? 本日はこの辺で。では勉強します。
【第40話へ】

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