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現役留学生としえさんの留学日記


米国オハイオ州ケントにあるケント州立大学で院生活を送る現役留学生のとしえさんが不定期日記を書いて下さることになりました。留学生のキャンパスライフやプライベートってどんなものなんだろう? という疑問のある方はこのサイトを頻繁に覗いてみて下さい。とっても楽しい文章です。

日記スタートの月 = 5月分の日記はこちらです!
免許、日本食、授業、炊飯、洗面所騒動、ヤキトリ・・・、6月分の日記はこちら!
※感想・質問・励まし等、としえさんへのもお待ちしています。

 

#21. (2001年7月31日)

先日のショッピングの続きです。

アメリカでも、Kentのような小さな町のスーパーでさえも、日本食を購入することが できます。確かに種類は限られてきますが、「おぉ〜、これはまさしく日本の物!」 というものにちょくちょく出会います。「Tofu」はもうずいぶん前から市民権を得て ます。でも、先日ルームメイトが買ってピータンと炒めてましたが、硬めの木綿ご し、でした。味もまーまー。「枝豆」もあるんですよ。これは結構いけます。野菜の 中に「Nappa」というのがあるのですが、どう考えてもこれは日本語の「菜っ葉」だ と思います。「食した」ことはまだないですが、ごわごわした葉っぱ部分で、白菜を おっきくして、形は大きめのサニーレタスのようです(ちなみにサニーレタスは日本 語。こちらではあの手のレタスは「ロメーン」と呼ばれています)。「しいたけ」も あります。ただこれは「シイタケ」とは発音せず「シターキ」と呼ばれています。こ の呼び名だけで、買うのを躊躇してしまいます。「enoki」(えのきだけ)もありま すが、食べてみようとは思いません。真空パックになっていて、えのきだけがその中 でなにやら怪しい形相になってます。

日本と同じくスーパーの中にも肉屋さんや魚屋さんがあります。肉類はパックになっ ているものを買うことができますが、なぜか魚だけはパックものはありません。あっ ても冷凍のもの。「魚屋さん」といっても、肉のコーナーのとなりに、ちょっと魚 コーナがあるだけです。Ohio州には、前にもお話しましたが海はありません。だから これらの魚はどこから来てる魚かよくわかりません。しかも日本と違い、全て「切り 身状態」になって売られているので、ますます怪しいです。鮭に関しては愛するカナ ダから来てるのはわかるのですが、他の「白身の魚」は何でしょう?こちらでよく使 われる白身魚といえば「cod」と呼ばれるもので、「たら」のことです。まだ買って 食べたことはありませんが、今度、例の「えのきだけ」と一緒に買って、ホイル焼き でもしてみましょうか…。そう言えば、アメリカへ来てからは、あまりシーフードを 食べなくなしました。勇気を出して魚も買ってみます。

アメリカのレジ

日本とアメリカのスーパーの大きな違いといえば、やはり「レジ」だと思います。日 本は、カートやかごに入っている商品を、レジのおねーさんが一つずつ出してくれ て、レジ打ち、あるいはバーコードを通し、別のかごに入れてくれるので、商品とビ ニール袋を持って、お客さんは自分で袋につめて、さようなら…、ですよね。アメリ カは違います。まず、レジの場所にベルトコンベアがあり、前の人が精算中に自分の 買ったものをベルトコンベアに次々と「置いて」いくことができます。そうです、ア メリカでは、お客さんが自分で商品をカートまたはかごから出してレジに並べるので す。そのとき、前に並んでいる人の商品と混ざらないように、「しきり棒」があり、 これをぽんっとベルトコンベアに置きます。精算のし方は現金、クレジットカード、 デビットカード、ATM、小切手などです。ATMというのを選択すると、その場で現金を 引き出せます。私はこれはしません。小切手は日本では全くといってよいほど、スー パーの買い物ではお目にかかれませんが、アメリカでは普通です。私はあんな狭いと ころで、しかもつづりを間違ったりしたらやなので、小切手は使いません。主に現金 とクレジットおよびデビットカードです。現金で支払うときに、たとえば、1セント 足りなかったとします。その場合は、レジに「小銭ポット」があり、そこから1セン ト取って、自分のお金に足すことができます。また、その小銭ポットがないときは、 レジの人は1セントや2セントくらいなら「まけて」くれます。日本では絶対起こらな いことですよねぇ。レジが終わると、レジ打ちの人の向こうにもう一人いて、その人 が袋づめをしてくれます。その際、「Paper, or plastic?」ときかれます。これは紙 袋がいいか、ビニール袋(英語ではplastic bag)がいいかと言ってるのです。私は ごみ袋にするビニール袋が欲しいので、いつも「Plastic, please」と言います。紙 袋だと、典型的なアメリカのショッピングを味わえるのですが、あれは持ちにくいの でいやです。

最近このレジに革命が起こりました。お客さんが自分で商品をバーコードの通す 「Self Check out」の機械が数台、私の気に入っているスーパーでのみですが、この 機械が導入されてます。でも、導入された当時は、みんなどうやって使っていいのか わからず、相変わらず人がレジをするレーンが混み混みでした。でも、簡単ですよ。 最初にメンバーカードのバーコードを通します。あとは次々に商品のバーコードを機 械に「見せれ」ばいいのです。ただ少しややこしいのが、野菜や果物といった 「products」と呼ばれるもの。これは、例えばトマトの中でも、何と言う種類を買っ たか、自分で選ぶのです。だから覚えてないと、レジでまごつきます。あとは、現金 でもカードでも支払えます。カードの場合は、レシートにサインするのではなく、隣 接するスキャナーの上にペンの形をしたインプット用のデバイスでサインします。だ から、よーく見るとこのスキャナーの上にはいろんな人のサインが「傷」となって読 み取れます。このスタイルのレジの場合もレジの最後に店員さんがいて、袋に詰めて くれてます。でも、いないときは自分でつめなければならないので、日本のスーパー を思い出します。

 

#20. (2001年7月27日)

今日はアメリカでの「ショッピング」についてお話ししたいと思います。

昨日の夕方から、ルームメイトと二人で買い物にでかけました。当初の目的は、セラ ピーで使う小道具(私たちは子供の言語のセラピーを勉強しているので、その教材) を買いに行くことにしていたのですが、一緒に行くはずだったもう一人の友達が行か なくなったので、二人のショッピングは、普通の「女の子」のショッピングとなりま した。場所はとなり町の「アクロン」です。車で20分くらいです。

アメリカで買い物に行く場合、大きく二つの場所に分かれます―――食品を買いに行 くか、その他のものを買いに行くか。アメリカでは、日本の百貨店やショッピングセ ンターに当たるものを、「mall(モール)」と呼んでいます。ここには、いろんなお 店が並び、フードコートなんかもあり、簡単な食事もできます。大きな映画館が隣接 しているところもあります。普通は中央に「ウイング」(日本の商店街みたいなもん です。でも建物の中にあります)があり、その先端に、百貨店(例えばこちらでいう と、JCPenneyやSears)の「ような」ものがあります。「ような」、と書きました が、日本のような百貨店は、アメリカではかなり都会に行かないとお目にかかれませ ん。普通は高くて2階建てです。つまり敷地面積が広大なのです。これは日本とアメ リカの土地価格の差によるもですね。駐車場もだだっ広いです。モールには、本屋、 服屋、靴屋、化粧品屋(こんな表現しかできなくてすいません)、その他色々なお店 が入っているので、見ているだけでも楽しいです。

私たちは昨日「Victoria's Secret」へ入り、ワゴンセールの1ドルまでに値下がり していた下着を買いました。税金込みで$1.58でした。でも、ちゃんと包装紙に包ん でくれて、かわいい紙袋に入れてくれたので、ルームメイトと二人で「これって、中 身より外のほうが高いんじゃない?」と恐縮してしまいました。税金ですが、日本の 消費税のようなものを「州税」と言い、州によってパーセンテージが違います。ちな みにオハイオ州は6%です。「わ〜、日本より高い」(日本の消費税は、まだ5%で すか?)と思われるかもしれませんが、食品は無税です。

よく、観光のガイドブックに、日本の百貨店の店員さんとアメリカの店員さんを比較 したものがありますよね。日本の店員さんはやたらにくっついてきて、あれやこれや と世話を焼いてくれるが、アメリカではほったらかし…などと。アメリカでも「この 辺りの人」はいろいろ話しかけてきます。「こんにちは。お元気?今日はどんなもの をお探しかしら?」てな感じです。「この人知り合いやったっけ?」と思うくらい、 愛想ふりふりで挨拶してくれます。これがアメリカ的なのです。でもこちらが、「い え、見てるだけですので」というと「用があったらいつでも言ってね」とどこかへ 行ってしまいます。

ルームメイトはバスローブを探していたのですが、結局値段が手ごろなのが見つかり ませんでした。一ついいのを見つけたんですが、半額だと思ってレジへ行ったら、実 は一つ買って二つ目はタダ、つまり半額ってわけです。その字が小さく書かれてい て、ルームメイトは諦めました。アメリカには、この手の「商法」が多いです。 「Get one, free one」です。つまり半額ってことなんですが、2つ目を買わないと半 額にならないのです。これはどんな商品にも適用されます。あと、アメリカ人は、端 数が「99」というのが好きなようです。日本で言うところの「〜キュッパ」です。端 数が99セントで終わっているものをよく見かけます。

さて、私たちはモールを後にして、食料品を買いに行くことにしました。この場合は 「grocery store(グロスリーストア)」へ行きます。つまりスーパーマーケットで す。大きなグロスリーだと、モールのように色々なお店が近くにあって、これまた中 央に広大な駐車場があります。アメリカのスーパーマーケットはとにかく何でも大き いです。日本で「スーパーマーケット」というのがありますが、「どこがスーパーや ねん」といつも思います。先ずカートが「でかい」。日本にあるようなかごも、ある にはありますが(なぜかこれは日本のものより小さい)、これで買い物をする人は、 ほとんどいません。で、陳列棚の高さがものすごく高いです。私の身長(160cm)で は、一番上の物は手が届きません。棚と棚との間は広く、この大きなカートが十分二 つ通れるようになってます。カートをごろごろ転がして、目的の物だけ買おうと思っ ていても、ついつい他の物に目が行き、余分に買ってしまうのは、私だけですか?

あ〜、また長くなってきたので、続きはまたの機会にします。ではまた。

 

#19. (2001年7月25日)

こんにちは。先々週の遊園地ネタで「燃え尽きて」しまい、先週から始まった授業を楽しんでます。今日は、この授業の1回目のテストでした。でも、試験後、すっごい間違いに気付きました。しかもその個所は、クラスの一人が先生に質問して、先生からの丁寧な解説があったにもかかわらず、その質問回答が余計間違える引きがねとなってしまいました。そこだけで「6点」もあります。そんなに難しいテストではなかったから、しかもそこは全員正解するところだし、あ〜落ち込むぅ〜。

この先生はクラスの得点をベルカーブ(偏差値を作るときにカーブ)にして、クラスのよくできた者から「A、B、C…」とつけていく人です。つまり、あるテストで90点を取ったとしても、他の人が全員100点を取っていたら(そんなことは先ずないが)、成績は「B」かも知れないのです。あ〜落ち込む…。でも、この先生の授業で私は以前に「A」を取ったことがあります。絶対Bだと思ってたんですが、多分最後のテストの成績がよかったのでしょう(学期最後のテストは答え合わせをしないため、点数がわからない。先生に聞きに行けば別ですが)。でも、来週の金曜日にまたテストなので、今度こそはこんなうっかりミスのないようにします。

え〜、先日、って何週間も前になりますが、車を洗ってみたんです。友達から買い受けたときはかなり汚れていて、でもどうやって洗ったらいいのかわからず、そのままにしてました。でも、私は「根」が日本人なので、車はぴかぴかじゃないといやなんです。そういう人多いのでは?で、一日がかりで洗いました。先ずバケツの水に洗濯洗剤を溶かします(ボーイフレンドが「車の洗剤も、洗濯洗剤も基本的には中身一緒」というので)。スポンジに含ませて車全体を洗いました。汚れのひどいところは特別なクリームを塗り付けてごしごし…。ここまでは、アパートの駐車場でやりました。そのあと、すぐに近所の「Car Wash」まで走りました。そこで、「すすぎ」のみを使うのです。日本にもあると思うのですが、お金を入れたらメニューに沿って水や泡が出てくるノズルのある「車洗い場」です。$1.50で制限時間5分なので(あれ?4分だったかな?)急いですすぎました。ところが最初、泡の出てくるノズルにセットしていたので「あれ?なんかいつまでたっても泡が消えない…」と、車の2度洗いをしてしまいました。途中で気がつき、セットのダイヤルを変え、なんとか制限時間内にすすげました。

すすぎ終わったらすばやくアパートに戻り、乾いたタオルで車全体を拭きます。次はボディの傷直し。なんか口紅みたいなので、ボディの傷や塗装のとれたところを修繕するのってありますよね?あれで、小さな傷まで全部直しました。実は「小さな傷」は比較的楽で、問題は完全に塗装が無くなり、錆びてるところがあるのです。これは、この口紅をひたすらこすり付け、ごまかしました。次はワックス。私が買ってきたワックスは液体状のものなので、水を含ませたスポンジでボディ全体を拭いていきます。その後は乾燥するまで待つと…。とここまで、ずいぶん簡単そうですが、汚れがなかなか取れなくて、指先が痛くなるくらいがんばりました。で、ワックスをふき取ったときは夜の9時になってました(こちらは夜の9時でもまだ明るいです)。朝から初めて、夜の9時…。大仕事でした。で、きれいになった車、写真に取りましたので見てください。

 

#18. (2001年7月20日)

3回続けて遊園地ネタです。

最初に乗ることにしたのは、前回もお話しました通り木製のローラーコースターです。並んでいる人も少なめだったので、すぐに回ってくるだろうと思っていました。列はどんどん進んで行くのですが、列からどんどん人が離れて行くのです。実はこのローラーコースター、私たちが並んでいる最中にコースの途中で止まってしまったようなのです。乗り場のところまで上がって行くと、確かに、ゴール直前で乗客を乗せたローラーコースターが止まっています。復旧の目途がつかないようだったので、あきらめた人が次々と列を離れて行ってたのです。どれくらい待ったでしょう?多分1時間近く。やっと動き出しました。後で思ったのですが、私たち4人のうち誰一人として、「別の乗り物へ行こう」と言い出さず、ひたすらその列で待ってたんのです。こういう時というのは、判断の時期が難しいですよね。他の所へ行っても、長い列だから、何十分も待たなくてはなりません。でも、今こうしてもう目の前に乗り場があるのだったら、待ったほうがいいのか…。結局待って乗ったんですが。

実は私もローラーコースターはあまり得意ではありません。しかも、最近「はやり」のぐるぐる回ったり、ねじれたり、ひっくり返ったり、というのはあまり体験したことがありません。乗った場所は後ろから2番目。物理学上、ローラコースターの一番後ろが一番怖く感じるそうです。バッグのひもに足を通して足下に置きました。乗車する場所に荷物を置いておけばいいのですが、ボーイフレンドが「やめといたほうがいい」というので、自分で持つことにしました。車が動き出して、ボーイフレンドがサングラスをかけたので、私もかけました。でもこれは大きな間違いでした。車が動き出してすぐに、サングラスがずり落ち、私は片手でサングラスを押さえ、片手で手摺りを持ち、足下にはバッグがあるのでそこにも神経を集中していないといけないし、むっちゃむちゃ怖いので「きゃ〜!ぎゃ〜〜〜!」と叫ばないといけないし…。「も〜いや〜!止めてぇぇぇぇ!」と叫んでました。あんな途中で止まったほうが怖いですよねぇ。ボーイフレンドは、始めのころは「お〜!」とか言ってましたが、そのうち声がしなくなりました。声が出ないほど怖かったのだと思います。

降りた後は、私は放心状態でした。のどもカラカラ。久しぶりのローラーコースターに疲れ果てました。

2つ目はさらに怖そうなものに挑戦。これは、「Bat Man」のアトラクションものになってるのですが、未だにBat Manとの関係がわかりません。ここはかなり長い列でした。でも、横4列の縦8列、同じものが3基あるため、一度に100人近くの人が減って行く計算です。これは足下が「宙ぶらりん」になり、ねじれたりさかさまになったり、何とも恐ろしいタイプのものです。待ってる間にボーイフレンドに冗談で、「怖いから一緒にいて守ってね」というと、「それは無理。実は僕も怖いねん」「…。」かなり心臓もバクバクしてました。いよいよ私たちの順番が着ました。友達の彼氏は 前にも乗ったことがあるようで、しきりに私たちに「そんなに怖くないって」と言ってくれるのですが、聞いちゃいません。結果、やっぱり恐ろしく怖かったです。時々目を開けてみたのですが、片目のみ。そのうち上下がわからなくなるし、左右もわからなくなるし、ボーイフレンドの声は聞こえなくなるし、これまた放心状態で終わりました。もうぐったり。

3つ目はフリーフォール。ボーイフレンドは「僕はやめとく」(もう限界がきていたようです)と断ったんですが、友達の彼氏が、「怖くないから」と説得。並んでる間にアメリカ人の小学生の男の子にも、「全然怖くないよ。ほんの一瞬。平気平気」と励まされてました。結果、確かに一瞬でしたが、その一瞬がどんなに怖いか…。壊れたエレベーターに乗った気分です。私は一瞬気を失いました(すぐ戻りましたが)。これまた放心状態で終わりました。みんなで、「としえさんの顔見てぇ!」って笑うんです。ボーイフレンドまで…自分かって怖かったくせに。

3つの乗り物に乗る合間にも、ゲームセンターで遊んだり、友達の彼氏と私のボーイフレンドはロッククライミングをしたり、結構大人4人、楽しみました。

閉演10分前になったので、駐車場へ向かうことにしました。でも、友達二人と別れた場所が、私たちが駐車していた場所の正反対の場所だったので、駐車場まで歩くだけで疲れてしまいました。ボーイフレンドは遊園地に来るのは20年ぶりくらいだったそうです。なるほど、どうりで20年も来ないわけだ。アパートに到着したら12時でした。ルームメイトに、「どうだった?」ときかれて、彼は「怖かったぁ…」の一言。本当に怖かったようです。でも、久しぶりに大はしゃぎして、おかげでのどに「口内炎」ができました(乾燥し過ぎのためだと思います)。もちろん楽しかったですけどね。

 

#17. (2001年7月17日)

Six Flagsの続きです。先ずは水族館へ行くことにしました。ここはイルカのショーがメインなので、水族館自体は小さいものです。私は旅行をすると(アメリカ国内)その土地の水族館を訪れることにしているので、それらに比べれば、小さな小さなものです。しかし、涼しかったし楽しめました。「お〜タコや、おいしそう」とか言いながら。

次に訪れたのは、日本の扇や灯篭が飾ってある怪しげな場所。そこには、日本の着物をドレスのように着た(すそが広がっていてみっともない)アメリカ人のおねーさんと、どうやら海士(あま)さんらしきこれまたアメリカ人の二人がショーをやってます。人が多くて中央のプールがよく見えません。ボーイフレンドも、「何やってるのか、僕にはわからない」。見ていると、周りの観客が、無愛想な海士さん(彼女は「Ama-san diver」と呼ばれていました)にマグカップを渡し、海士さんがプールの底から、アコヤガイを拾ってきてマグカップに一つずつ入れ、観客に戻しているのです。1カップ11ドル、2つだと19ドル。で、そのなかに大きな真珠が入っていたら当たり〜というわけです。普通は8ミリ以下なので、それ以上だと、「スペシャルゲスト」とか言って、チャイムが鳴り、ホワイトボードに名前を書いてもらえる、それだけです。私とボーイフレンドはこういうものにお金を払うのがいやなので、「やめとこやめとこ」と言って見てました。と言うよりも、「から」の貝、つまり真珠が入ってない貝が大部分で、入っていた人だけ名前を書いてもらっているんだと思ったのです。こんなギャンブルみたいなものには、私たちはお金を払うのは嫌いです。ところが、友達の彼氏が、「はい、僕からのプレゼント」と言って、私と友達に一つずつマグカップをくれたのです。ま、タダならいいかと、チャレンジしました。ちゃっかり者です。

結果、私のは「白の7.75ミリ20ドルの価値」、というもので、タダで20ドルのものがもらえたので、喜んでました。でも、真珠玉だけもらってもねぇ。しかも友達の彼氏からのプレゼントじゃ、全然ロマンチックじゃないし。どうしましょう…。

イルカのショーは、「これだけ?」と言う感じで終わり、ちょっとがっかりでした。時間は短いし、派手な演技も特になく。ただ、イルカって賢いんですね。4匹(「4人」と呼んでも語弊がないくらい賢い)いたんですが、例えば人間の指示にしたがって演技をするのは理解できるんですけど(うちの犬でもする)、2匹同時に同じ場所からジャンプしたり、同じ方向へ泳いで行ったり…。どうやって彼らは理解してるんでしょう?人間並の知能指数を持つ動物と言われてますが、や〜感心しました。

その後は、私と友達がアイスクリームを食べたいと言ったので、ローラーコースターの方角へ進みつつ、アイスクリーム屋さんも探しました。アイスクリームを頬張りつつ、1つ目のローラーコースターに到着。これは日本でもよく見かける「木製」のローラーコースターです。並んでいる人も少なかったので、先ずはこれから乗ることにしました。さてみなさん。私のボーイフレンドは、「ローラーコースターが嫌い」なのです。「じゃなんで、行くって言うのよ」と反論したくなりますが、ここは先にも言ったように、水族館もありますからね。乗らずに済まそうと思ったのではないでしょうか。列に並んでいるうちから、ボーイフレンドの手のひらは汗でびっしょりぬれていました。体は大きいんですが、お化けの話も嫌いです。「そんな話したら、夜道、一人で歩かれへんやん!」と怒ります。

この日2種類のローラーコースターとフリーフォールに乗りました。でも、また話が長くなりそうなので、ローラーコースターの話は次回ということで。

 

#16. (2001年7月16日)

今日からまた新しい夏の授業5週間が始まりました。ルームメイトもいっしょに取ってます。とても楽しい先生なので(私は前にこの先生の授業を取ったことがある)、授業中ずーっと笑ってました。

さて、先週の土曜日、ミシガン州に住む私の友達(私の車の前の持ち主)とその彼氏(二人とも日本人)、私の彼氏(って言ったほうがボーイフレンドより字数が少なくていいですね)、そして私とで、遊園地へ行ってきました。「遊園地」というと何だか子供の行く場所のようですが、ここは「Six Flags」と言って、遊園地と水族館が一緒になったところです。巨大です。日本のレベルで考えないように。昔の「Sea World of Ohio」と遊園地が一緒になったのですが、「Worlds of Adventure」と言う名前もあって、一体どれがどれなのかわかりません。一番上に小さく「Six Flags」でその下に大きく「Worlds of Adventure」だから、やっぱりこれが正式名称でしょうか。

とにかくここには世界最大級(?)や木製のローラーコースターがあり、一日中遊べるところです。「デイ・チケット」なので、入場時にお金を払えば中の乗り物はタダです。もと「Sea World of Ohio」の場所にはイルカのショーがあり、水族館も小さいながらあります。

友達とその彼氏は、私のボーイフレンドに以前に会ってます。私が彼女のところへ車を取りに行ったときです。彼らはミシガン州に住んでいるので、前の晩からこちらのホテルに泊まることになっていました。で、次の朝、現地「43号線(Six Flagsのある州道)沿いのチケット売り場前、1時」と約束しました。私のボーイフレンドは11時過ぎに私のアパートに到着。その後昼ご飯を食べて(焼き鳥、卵焼き、ご飯。完全な日本食)、12時半ごろに出発しました。30分もあれば到着するのを知っていたからです。ところが、この計画が甘かったことに気付いたのは、43号線を走り出してすぐです。どうやら、目の前を走る車全てが、Six Flagsへ向かっているようなのです。車は全然動きません。これを一般に、「交通渋滞」と言いますね?彼女の携帯電話の番号を聞いていましたが、私たちは携帯電話持ってません。到着したのは2時でした。これを一般に「遅刻」と言います。でもま、1時間ぐらいの(え?)遅刻、許してもらおう、ということになり、先ずは彼女たちを探すことにしました。ゲート前をうろうろしてみたのですが、日本人らしきカップルは見当たりません。私はすぐに彼女の携帯電話にかけてみました。すると、彼氏が出て、「1時40分くらいまで、「そっち」にいたんだけど、もしかしたら「こっち」から入ったかもしれないって、移動した」とのこと。え?そっちって、入り口もう一個あるの?そうなのです。入場ゲートは2ヶ所存在し、ということは、車の入り口も2ヶ所あり、駐車場も2ヶ所…。が〜ん!多分、もとは別々のアミューズメントパークだったので、シーワールドのころの入り口が存在するのです。つまり私たちは、確かに「43号線沿いの入り口」から入りましたが、お互い出発点から近いほうの入り口から入ったというわけです。ですが、3時前にようやく会うことができました。私の友達が、「一人10ドルの割引券」を持ってくることになっていたので、それをもらっていざ入場、と思うと友達曰く、「いくら待っても来ないから、もう自分たちでチケット買って入ったんだと思って、そのチケットは他の人に売っちゃった」。つまり、割引券もありません。二度目のが〜ん!入場料、一人38ドルもするんです。割引無しで、私たちが入場券買うわけないやん!ボーフレンドと二人で、「たっかぁ〜。何でチケット売るねんな、なぁ」(何で関西弁なんでしょう?)とぶつぶつ文句を言いました。せめて私たちに会うまで、券売るの待ってくれたら良かったのに…。ま、知識不足だった私たちが悪いんですが。

でも気を取り直して、4人仲良くすることにしました。ここからは、また長くなりそうなので、次回にします。では。

 

#15. (2001年7月12日)

やっほ〜い!今日でやっと夏前半の授業が終わりました!何とも苦しい5週間でした…。この前半5週間は2クラス取っていたのですが、昨日はその一つの最終試験があり、ほっとしています。ただ、ほっとするのはまだ早く、実はこの授業、どうやらみんな成績が悪いようで(私も含め)、先生が「追加得点」をくれるそうです(日本語では「extra credit」をなんと訳しますか?)で、それが、言語障害を持つ患者さんのビデオを見て、レポートを書くものです。締め切りは10月9日。昨日の試験が終わった時点で、extraが欲しい人は「プロジェクトで点数稼ぎたいです」とテストの裏に書き込めば、今回の成績はこのプロジェクトが終わるまで延期されるのです。もちろん、3回の試験でいい成績が取れると自信のある人は、受けなくていいんです。でも、クラスのほとんどの人が「受けます」って手挙げてました。私も当然受けます。しかも、ルームメイトは前にこのプロジェクトをやっているので、助けてもらって、満点取るつもりでがんばります。朝の7時や8時に起きて勉強し始める生活は、当分なさそうです(来週からの新しい授業が、どうなるかわかりませんが)。

花火

と、このように先週1週間は、テスト勉強で終われていたのですが、独立記念日があったり、週末にダウンタウンでお祭りがあったりで、勉強の合間の休息もありました(というより、私が勉強に没頭しているとボーイフレンドが「ふくれる」ので)。先ず独立記念日は、期待はずれでした。よく映画やテレビで見るパレードが見れるのかと思ったのですが、それは大都会だけのようです。で、夜の花火大会は盛大だろうと期待したのですが、見ていた場所が少し遠かったのか、日本で見るのより地味でした。それよりも、花火を見物していたフィールドで、なんか妙なものを見かけたのです。ボーイフレンドに尋ねると「fire….」なんとかって言ったので、てっきり「fire works(花火)」の何とかと言ったのだと思ってました。「へ〜、火の粉がこんなところまで飛んでくるんだ…」と感心しました。日本ではこんなことないのに、やはり場所が変わると、こういった現象まで変わるのか、と。ところがもう一度聞いてみるとそれは「fire works」ではなく、「fire flies(ホタル)」だったのです!!子供のころにホタルを採った経験はありましたが、飛んでる姿は、もうすっかり忘れてしまってました。ふわ〜ん、ふわ〜んと飛んでは柔らかい光を放つ…。数はそん なにいなかったのですが、花火よりこっちのホタルのほうが、私にとっては感動的でした。やっぱりオハイオのこの辺って、田舎なんですねぇ。

土曜日はケントの町のお祭りでした。どうやら昼間からいろいろ屋台やお店が出てにぎわったいたようなのですが、私たちは夜の花火が目的だったので、夕方から出かけました。実はこの日、日本から送ってもらった「ゆかた」を着たのです。ずいぶん時間がかかりました。ゆかただけでなく、本物の着物を着るように「補整」をしたので、帯のほうではなく、ゆかたを着るのに時間がかかりました。ボーイフレンドは「この本(私が貸した日本紹介の本)には、「独身女性は「シマダ」に髪を結う」って書いてるけど、これにするの?」と、ちょっと日本文化を覚え出すと、これですから…。そんなわけないやん!前日にもメールで念押しに、「君の「シマダ」楽しみにしている」ですと。だいたい私、島田ってどんなんか知らんもん…。

ビッグフット

1時間以上かかってやっと着終わりました。ルームメイトも「きれぇ〜」と言って、自分のカメラで撮ってくれました。その後ボーイフレンド到着。じつは、日本の家族から彼に「甚平」と「草履」のプレゼントがあったのです。それを渡すと早速着てみていました。甚平のほうはぴったり。日本のサイズのLLでちょうどです。でもウエストはちょっと大きめで、ついてる紐で縛ってました。ところが、草履は思ったより小さくて全く入りません。仕方がないので部屋の飾りにするそうです。「特大」というのでないと無理なようですが、そういうのは普通のお店には無いらしく、東京の両国にでも行かないと無理ですかねぇ。

食事の後、ダウンタウンに出てバーでビールを飲んでから、花火を見に行く事にしました。レストランでも、バーでも、私はちょっと目立ってましたよ。花火は10時に上がると聞いていたので、そのころにバーを出て「どこ、どこ?」とうろついてました。「ぼ〜ん!」と一発上がったので、「あ、あそこだ!」とその方向へ歩いて行くと、今度は別のところで「ば〜ん!」。一体どこがメイン会場なのかわかりません。そのうち雨が降りだし、結局花火は中止されたようです。で、あきらめて帰ってきたと言うわけです。

日本で見る、おっきい花火が懐かしいです。ではまた。

 

#14. (2001年7月10日)

明日の試験で忙しいため、「新ネタ」が書けませんので、今日は「車話」の続きです。

アメリカでは車は道路の右側を走ります。また、車は日本で言う「外車」なので、左ハンドルです。日本では輸入車は左ハンドルのままが主流ですが、アメリカでは日本車でも左ハンドルです。「へっへ〜ん、僕日本車乗ってるもんねぇ」などと右ハンドルに乗って自慢する人はいません。なぜなら、日本に比べ車社会が根付いてるので、 右ハンドルだと非常に生活しにくいのです。アメリカ人にとって車は自慢の種にはなりません。もちろん新車の高級車に乗っていれば別ですが…。私が右側通行で一番怖かったのは、「左折」時の待機のし方です。右と左の感覚が逆なので、「自分の左側を通過する車を待ってから左折する」という感覚がどうも苦手でした。日本人の事故で一番多いのが、この左折の時らしいです。慣れてしまえばそうでもないですが、頭の中で考えているうちは、すごく怖かったです。

アメリカの道はとても広いです。それにある程度大きな道路の交差点では、交差点の手前から矢印がぶら下がっていて、それに従って直進用、左折用、右折用にレーンが分れています。ですからどこへ並べばいいのかと悩むことがありません。それに大きなスーパーや主要な建物の前には左折用のレーンが道路の中央にあり、そこに入って待機すれば、後続の車に催促されることもないのです。州によって違いますが、私の住むOhio州では、禁止のサインが出ていない限り、赤信号でも右折をしてもかまいません。これは少し私を困惑させるもので、赤信号で右折してもかまわない、と言う考えが頭にあると、青信号で右折のときも止まってしまうのは私だけでしょうか。

アメリカの信号機は上から吊るすタイプが主流で、上から赤、黄、青で並んでいます。多分アメリカの広大な土地の道路全てに日本と同じようなタイプの信号機を取り付けると、莫大な資金が必要なのだと思います。それと関連して、アメリカの道路には街灯が少ないです。ハイウェイでも日本のようにギンギラには点いてません。ですから、ハイウェイでない普通の夜道は黄色の中央分離線と路肩の白線と自分の車のライトを頼りに走るしかありません。車道に人が飛び出してくるということはあまりないですが(絶対ないとは言えない)、シカやリス、イタチ、タヌキなどが飛び出してきて、ハイウェイでもしばしばシカの死骸を見かけます(でも一番多いのはタヌキ。彼らは道を走らず、歩いてますから)。そのため少し田舎道になると(私の住んでいる辺りは市街地から少し離れると田舎道です)「シカ飛び出し注意」の標識が出ています。

ガソリンスタンド(gas station)では自分で給油するのが主流です。日本のように数人のおにーちゃんやおねーちゃんが出てきて、「いらっしゃいませ!灰皿はたまってませんか?窓はクリーナーで拭いてもよろしいでしょうか?」などといって、窓をふきふきしてくれることはありません。進んだ機械を置いてる店だと手順が全てパネルに出てくるので、その通りにすれば簡単です。ただ、最初のうちノズルの握り具合がよくわからず、なかなかガソリンがタンクに入らずいらいらしました。もし日本へ帰って仕事がなくても、ガソリンスタンドでは働けそうです。ガソリンは今私の住む周辺で1ガロン(約4リッター)当たり$1.20ぐらいです。先月より40セントほど安くなってます。日本に比べてガソリンが安いと思われるかもしれませんが、日本の25倍の国土を持ち、公共の交通手段が発達していないアメリカで毎日車を使うことを考えるとあまり安くはありません。1セントでも安い店を見つけて給油するようにしています。

今回は情報ものでした。ではまた次回。

 

#13. (2001年7月6日)

私のルームメイトは、台湾人の女の子です。私と同じスピーチパソロジーを勉強していますが、彼女は既に台湾でスピーチパソロジストとして働いていたので、私のように必須科目は取らなくてよく、去年から大学院で勉強しています。歳は少し離れていますが、最初から気が合いました。一緒に暮らしてみると、日本人と台湾人は生活習慣が似てるような気がします。だからすごく暮らしやすいです。生活習慣の違いといえば、彼女は便器のふたを、使い終わっても閉めませんが、私は閉めてから流します。だから、彼女が使った後だと、私はふたを開ける手間は省けますが、彼女はわざわざ開ける、というわけです。きたない話でゴメンナサイ。

でも、どうしても一つだけ、前から気になっていたことがあります。それは、彼女は「ブロッコリーの茎」を捨てるのです。アメリカではブロッコリーは安い野菜の一つです。しかも、日本のものより、かなり茎が長いまま売られています。私はこの茎も食べるとおいしいのを知っていたので、毎回ブロッコリーを買ってきたら先ず茎から調理します。外の皮は硬いので、その部分だけ削り取れば、後は野菜炒めの具として重宝します。ところが、私のルームメイトは、この大事な茎の部分を毎回捨てているようなのです。最初のころに彼女が言ってました。「台湾ではブロッコリーってとても高いの。だから(自分の国では)あんまり使わない」と。そう、彼女はブロッコリーのこと、よく知らないのです。でも、よく中華料理にブロッコリーって入ってますよね?

今日も、彼女は私が勉強してる間に昼ご飯を作ってました。そのときは何気なく、「あ〜、ブロッコリー炒めてるな…」ぐらいに思ってました。彼女が終わって、私も昼ご飯の準備にかかると、何とごみ箱に、大きなブロッコリーの茎が捨てられているではありませんか!「やっぱり捨ててる…」私はどうしてもそのブロッコリーがもったいなく思えて、食べたくて、何度もごみ箱から拾い上げては、また戻し、拾い上げて「もったいない…」とつぶやいては戻しを繰り返してました。確かに彼女がお金を払ったものなので、彼女がそれをどう使おうと勝手ですが、地球の資源のことを考えれば(大げさな…)、このブロッコリーの茎でさえも、無駄に使ってはいけないと思いました。そしてとうとう、「あ〜ん、もったいな〜い!まだ食べれるぅ〜」と台所で叫んでしまいまいした。すると、彼女は非常にやさしい人です、自分の部屋から飛び出してきて、「どうしたの?何か叫んだ?大丈夫?」ときいてくれました。私はこれはチャンスと思い、「質問。あなたって、ブロッコリーの茎捨てる?」と尋ねました。すると、「うん」という返事。そこで私はブロッコリーの茎は、ちゃんと食べられるもので、ここにいっぱい栄養が詰まってんのよ、捨てちゃだめ!上の部分より苦くないし、おいしいんだから…。と説明しました。彼女は、「知らなかった…」っと言ってました。で、私は、「あの〜この茎もらっていい?洗ったら食べられるから」と尋ねてみました。「気にならないんだったらいいわよ」と、快い返事。これって、私、かなり「いじましい」ですか?

私たち、大金持ちじゃないんですから、これくらいの「ケチケチ」生活しないと。もう一つ彼女に教えてあげたことがあります。で、今は彼女もそれを実行してます。それは、「ねぎ」の根っこの部分を切ったものを水栽培すると、もう一度、二度ねぎが収穫できる、というものです。実際、細めの「いいねぎ」が収穫できましたよ。彼女も真似してます。「これからはねぎ買わなくて済むね」それはないやろ…。ある日彼女のねぎの横を見ると、「しょうが」のかけらが一緒に水につけられているので、「これって、しょうが?」と尋ねると、「そう。台所においてたやつに芽が出てきて たから、やってみようと思って」という答え。そう何でもかんでもねぎのようにはいかないと思うのですが…。ま、何が出てくるか楽しみにしていましょう。

 

#12. (2001年7月2日)

今日は朝から寒いのです。というと、どんより曇った空を思い浮かべそうですが、太陽はカンカン照り。でも、すごく肌寒いです。さっき台所に温度計を見ると、夕方の西日で暖かいと言っても摂氏24度でした。こりゃ寒い!また、本日2回目のテストが終わりました。ほっとしていられるのは束の間で、次の水曜日(この授業の最終日)に最後のテストがあるため、もう準備を始めなくてはなりません。この週末は、ずーと勉強してました。幸か不幸か、ボーイフレンドは土曜日から、カナダの親戚のところへ出かけているので、今回のテストは、前のテストよりよくできました(つまり週末よく勉強できたということ)。

しかし先週の金曜日は、ボーイフレンドの会社の人の送別会ディナーがあったので、お呼ばれしてきました。彼の会社(Gの付くタイヤの会社)のプラントマネージャー(日本語に直すと、工場長?なんか、かっこよくないな…)が別の場所へ異動になるので、とあるゴルフクラブのカントリーハウスで送別会が開かれたのでした。これに出かけることを聞いたのは先週に入ってからでした。急だったので、何を着て行ったらいいのかわからず、またどんなパーティなのかもよく理解できず、ボーイフレンドには、「いつもきれいだけど(あ、どもすいません(^^ゞ)、いつもよりちょっときれいにしてきて」と言われました。

で、先日スーパーで$8.88「ケニア製」のノースリーブのドレスを買ったので、それを着て行くことにしました。この値段にしては、なかなかいいものだったのです。ボーイフレンドにもデジカメの画像を送り「OK」をもらいました。で、ルームメイトに「これ着て行くねんけど」と見せると、「私、何着かドレス持ってるから、貸してあげる」とのこと。彼女には、このケニア製のドレスが、そのパーティには不釣合いと映ったのでしょう。彼女が見せてくれたのは、シルバーのタイトロングドレス。しかも私に「似合いそう」なのです。着てみると、何とサイズもぴったり、しかもケニア製のドレスより「セクシー」に見える…。「これ貸して、これ貸して!」ついでに、ゴールドのマニキュアまで借りました(アメリカではシンプルな生活を送っているので、ここ何年もマニキュアをしたことがありません)。

当日は念入りにお化粧をして、マニキュアをして、先ずはボーイフレンドの家まで。準備に1時間近くかかってしまったので、予定より到着が少し遅れました。彼もネクタイを締めて、普段より「おめかし」しておりました。「このドレス、ルームメイトに借りた。今日のパーティに合わないようだったら、こっちの「ケニア製」に着替えるけど?」というと、「これでいい」と言うことでした。あまり驚いた様子もなかったので、これだったらケニア製でもよかったかも、と思いました。それとも、「あまりにも美しかった」から言葉が出なかったのでしょうか…。

会場はゴルフクラブのクラブハウスだったのですが、敷地内には豪邸が立ち並び、我々一般人には、普段なら縁遠い場所です。会場に入ると、既に何にかの方が来られてました。ボーイフレンドに見せてもらった参加者リストによると30人くらいの人数で、私たち以外は全員「夫婦」でした。だから、ボーイフレンドの会社の人たちに「僕の彼女です」って紹介されたのは、嬉しいような、恥かしいような、妙な気分でした。

ディナーが始まりました。私とボーイフレンドは「ビーフステーキ」を注文していました。他には選択肢として「魚」と「チキン」がありましたが、私たちは「ビーフ」を選びました。なぜなら、オハイオ州で食べる魚ほどまずいものはないですし(ちなみにオハイオ州に海はありません。州が面しているエリー湖は汚染されています)、チキンはちょっと飽きてきました。私の隣の女性は魚、ボーイフレンドの隣の女性はチキンを注文していました。ところが食べ初めてすぐに二人とも、「まっず〜!」のひとこと。「あなたも食べてみて」と私に分けてくれるんですが、内心「いらんちゅうねん!」でした。でも、話の種にと食べてみると、この魚のまずいこと…。チキンもぱさぱさ。ステーキが最高においしかったわけではないですが、ずーっとましでした。ボーイフレンドと二人で、「よかった、よかった」と言いました。

主役の方がみんなからいろんなプレゼントをもらって、お別れの言葉を言って、終わりました。ちょっと緊張したけど、楽しかったです。何人かの人に、「今度うちへ遊びに来てね」と誘われたり、「彼(ボーイフレンドのこと)はいい人よ」と言う言葉を聞いてほくそえんだり、過酷な今日の試験前にリッチな気分を味わえました。写真を撮ってないのが残念です。だって、初めて会う人たちを前に、写真ぱちぱち撮るのも何だか図々しいと思いまして。

しかし今週の水曜日は、「独立記念日」です。楽しい話と写真、期待しておいてください。ではまた。

 

#11. (2001年7月1日)

ここしばらく日記を書いてませんでした。ご無沙汰してます。書きたいことがあるのですが、月曜日にまたまたテストがあるため、今回は学校までの道のりについてです。

前に学生寮に住んでいたと書いたことがあると思いますが、そのときは授業の建物まで10分もあれば行けました。ところが今のアパートは同じ建物まで30分近くかかります。Kent Stateはオハイオ州で3番目に大きな大学です。ここで「東京ドーム○○個分の大きさ」と言えればいいのですが、はっきりわかりません。今度調べておきます。とにかく非常に大きな学校なので、アパートを出て(このアパートの集まりの中でも学校に一番遠いところに住んでいる)すぐキャンパス内を歩くことになるのですが、それが30分です。しかも1時からの授業なんて暑くて暑くて…。学校まで運転して行ってもいいのですが、駐車場の申し込みにお金が要るし、20〜30分ぐらいだったらいい運動になるかな、とがんばって歩いて行ってます。腕にはしっかり日焼け止めを塗り、帽子をかぶり、サングラスをして。さすがにここアメリカでは日傘を差す人はいません。

でも最近、バスの時刻がわかったので、行きはバスに乗っているので楽になりました。帰りは、うまく時間が合えばバスに乗りますが、同じアパートに住んでるクラスメートが(でも、彼女とはかなりアパートの棟が離れている)送ってくれたこともありました。運動不足になりますね。次のセッションは、ルームメイトと同じものを取っているので、当然彼女の車で行きますよ。

またすぐに書きます。